2020年3月11日

3月10日、経済産業省は韓国産業通商資源部との間で、第8回輸出管理政策対話を開催し、懸案の解決に資するべく、両国の貿易管理・機微技術管理に係る制度・運用に関する更なる改善状況のアップデートを紹介し、意見交換を行いました。

本件概要

3月10日、経済産業省は、韓国産業通商資源部との間で、第8回輸出管理政策対話をテレビ会議形式で開催しました。

今回の政策対話では、両者は、懸案の解決に資するべく、両国の貿易管理・機微技術管理に係る制度・運用に関する改善状況のアップデートを紹介し、意見交換を行いました。

その中で、両者は、韓国側における最近の進展を含めた、両国の法的基盤や体制の改善計画を歓迎するとともに、両国の貿易管理・技術移転管理の実効性が一層向上することを期待するとの認識で一致しました。また、両者は、現下の国際的な安全保障環境にかんがみ、今後とも、それぞれの責任と裁量の下に、実効的な輸出管理を推進することが必要であるとの認識を共有しました。

このような認識の下、両者は、引き続き、輸出管理当局間で懸案事項として議論されている3品目・国カテゴリー・通常兵器キャッチオール制度・審査体制等の解決に資するべく、輸出管理政策対話と意思疎通を継続していくことに合意しました。

第8回日韓輸出管理政策対話

日程

3月10日(火曜日)10時00分~3月11日(水曜日)1時50分

場所

テレビ会議(在京大韓民国大使館)

議題

  1. 日韓両国の輸出管理制度・運用についてのアップデート
  2. 日韓両国の輸出管理制度について意見交換
  3. 今後の進め方
  4. その他

出席者

(日本)飯田貿易管理部長、ほか

(韓国)イ・ホヒョン貿易政策官、ほか

第9回日韓輸出管理政策対話については、準備会合等で合意した日程において韓国で開催することに合意しました。

担当

貿易経済協力局 貿易管理部 貿易管理課長 岩松
担当者:谷澤、堀口

電話:03-3501-1511(内線 3241)
03-3501-0538(直通)
03-3501-5896(FAX)