2020年3月3日

2月25日(火曜日)に、神奈川県内で火災事故(軽傷者1名)が発生しました。

1.事故の概要

2月25日(火曜日)に、神奈川県内で火災事故(軽傷者1名)が発生しました。これを受け、高圧ガス保安法に基づき、3月2日、液化石油ガスの販売事業者(大洋商事株式会社、法人番号:6020001000264)から神奈川県を通じて関東東北産業保安監督部に事故の報告がありました。詳しい状況は以下のとおりです。
また、同様の情報を本日、産業保安のホームページ掲載しますので併せてお知らせします。

    事故発生日時

    2020年2月25日(火曜日)午後8時28分頃

    事故発生場所

    神奈川県横浜市

    人的被害

    軽傷者1名

    物的被害

    2階2室焼損

    事故概要

    一般集合住宅において、住人1名が負傷し、2階2室を焼損する火災事故が発生しました。神奈川県からの報告によれば、原因は、ガスストーブ器具栓と金属フレキシブルホースの接続部から何らかの要因で漏えいしたガスに、ガスストーブの火が引火したものと推定されるとのことで、現在詳細を大洋商事株式会社が調査中です。 

    供給事業者

    液化石油ガス販売事業者

    ガス種

    液化石油ガス(LPガス)

    機器分類

    金属フレキシブルホース

    参考情報

    製造者:調査中
    型式:調査中
    製造年:調査中

    2.注意喚起について

    • LPガスの臭いを感じたら、直ちに液化石油ガス販売事業者又は保安機関へ連絡してください。
      • 使用中の火気は全部消してください。
      • 火気は絶対に使用しないでください。
      • 着火源となる換気扇、電灯等のスイッチに絶対手を触れないでください。
      • 窓や戸を大きく開けてください。
      • ガス栓やメーターガス栓を閉めてください。
      • 液化石油ガスは本来臭いがありませんが、ガスが漏れた時にすぐに気づくように、付臭してあります。
    • LPガス漏れの発生を素早く認知するには、ガス警報器の設置が効果的です。
      なお、ガス警報器は、常に電源コンセントに接続しておいてください。

    • LPガス機器を使用した際に、異常を感じた場合は、直ちに使用を中止し、速やかに液化石油ガス販売事業者又は保安機関へ連絡してください。

    • 当省ホームページにガス事故防止のための様々なパンフレット等を掲載しています。是非御覧ください。

    担当

    産業保安グループ ガス安全室長 月舘
    担当者:石津、西谷

    電話:03-3501-1511(内線 4931~7)
    03-3501-1672 (直通)
    03-3501-1856 (FAX)