令和2年2月20日

1 2月20日,外務省において,ASEAN地域フォーラム(ARF)公式行事として,「第2回海洋状況把握(MDA)の国際連携に関するARFワークショップ」を開催しました。
 
2 今次ワークショップでは,日本とベトナムが共同議長を務め,ARFメンバーの外務省,海上保安機関,海軍関係者や有識者等が参加しました。日本からは,外務省,内閣官房国家安全保障局,内閣府宇宙開発戦略推進事務局及び総合海洋政策推進事務局,文部科学省,防衛省,海上保安庁等の関係者が参加しました。
 
3 ASEANを中心とする参加者からは,海賊,テロ,違法漁業等の海洋をめぐる課題への対処におけるMDAの活用や国内関係機関間の協力体制,国際連携の取組等について発表がありました。日本からは,海上保安庁が衛星を用いた海洋監視体制等について紹介しました。
 
4 各セッションでの活発な議論を通じ,MDAに関するベストプラクティス等を共有するとともに,今後,国際的な連携を更に強化していくことで一致しました。
 
[参考]ARFメンバーのうち,以下で括弧を付したメンバーを除く22か国及びEUが参加した。
(注)ARFメンバー(25か国,1地域,1機関)
(1)ASEAN:(ブルネイ),インドネシア,マレーシア,タイ,フィリピン,シンガポール,ベトナム,ラオス,ミャンマー,カンボジア
(2)非ASEAN:日本,米国,カナダ,オーストラリア,ニュージーランド,(パプアニューギニア),韓国,(北朝鮮),モンゴル,中国,ロシア,インド,パキスタン,東ティモール,バングラデシュ,(スリランカ),EU