厚生労働省では、令和元年12月31日現在の国の行政機関の「採用・定着状況等特別調査」の集計結果を取りまとめましたので、公表します。
   今回の集計結果は、「公務部門における障害者雇用に関する基本方針」に基づく障害者の採用計画に対する、計画終期である令和元年12月31日現在の採用・定着状況等を集計したものです。

【集計結果の主なポイント】

<国の行政機関>
平成30年10月23日~令和元年12月31日までに採用された障害者を対象
 
・ 採用者数 5,197.0人、離職者数 431.5人、採用計画に対する進捗率 116.9%。
 
・ この結果、実雇用率 2.85%(全ての行政機関について法定雇用率を達成)
※ 参考:令和元年6月1日時点の29府省の実雇用率 2.23%(任免状況通報)
 
・ 実人員では、採用者数 4,748人、離職者数 424人(定着率 91.1%)
 
・ 在職障害者に対する「職場等の満足度に関するアンケート調査」では、「現在の府省で働いていることの全体評価」について、89.3%が「満足」、「やや満足」と回答。
 また、「不満・やや不満」と感じている点として、「休憩スペース」「遠慮なく相談出来る環境」「障害特性に合った業務分担・業務指示」等が挙げられた。