令和2年2月14日
農林水産省

農林水産省と、環境省、消費者庁及びドギーバッグ普及委員会は、飲食店等において、消費者が食べきれずに残した料理を持ち帰ることを習慣とする機運を醸成していくため、
Newドギーバッグアイデアコンテスト」を開催します。

1.趣旨

我が国の食品ロスは年間643万トン(平成28年度)発生しており、その内訳をみると、外食産業からの発生が2割を占め、食品産業の中では食品製造業と並んで多く発生しています。このため飲食店(ホテルや宴会場を含む)に対し、その削減に向けた取組を促していくことが必要ですが、一方で消費者の食べ残しも多く含まれていることから、その削減には消費者にも働きかけていくことが必要です。
このようなことから、農林水産省では、昨年5月、消費者庁、環境省と連携して、外食での食品ロス削減に向けて、まずは「食べきり」を、それでも残った料理については「持ち帰り」をしていただくよう、「外食時のおいしく『食べきり』ガイド」を作成し、飲食店と消費者の双方に実践を促してきました。
しかしながら、いまだに「持ち帰り」については、一般的に行われているとはいいがたい状況です。
このため、飲食店と消費者との相互理解のもとで、食べきることが出来なかった料理については消費者が自己責任で持ち帰ることを習慣とする機運を醸成していくことを目的として「Newドギーバッグアイデアコンテスト」を実施し、広く持ち帰りのアイデアを募集します。

ドギーバッグとは・・欧米で普及している、外食時に食べきれず残した料理を持ち帰るための容器。

外食時のおいしく「食べきり」ガイド
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/recycle/syoku_loss/attach/pdf/170516-24.pdf(PDF:1,337KB)

2.主催

環境省、消費者庁、農林水産省、ドギーバッグ普及委員会(※)

(※)ドギーバッグ普及委員会・・ドギーバッグを我が国で普及させていくことを目的に、平成21年に設立された民間団体。
https://www.doggybag-japan.com/(外部リンク)

3.応募期間

令和2年3月上旬予定~令和2年5月15日(金曜日)
※近日中に特設サイトを公開。

結果の公表は6月頃を予定しています。

4.応募対象

以下の2部門について、提案を募集します。複数の部門にまたがり応募いただくことも可能です。

部門(ア):ネーミングの部
「ドギーバッグ」の名称は、家で待つ飼い犬のため(と言い訳をして)持ち帰るということに由来するといわれています。しかし、せっかく提供された料理は、食べきることができなかった場合でも、自分や家族のために持ち帰って、食品ロスの削減にもつなげたいものです。そこで、その気持ちをわかりやすく伝えるため、「飲食店等で食べきることができなかった料理を持ち帰る行為」についての新しいネーミングを募集します。

部門(イ):パッケージデザインの部
実際に利用者が持ち帰るために、持ち帰りやすく、魅力的なデザインで、かつ、衛生面にも配慮された持ち帰り用のパッケージデザインを募集します。

a. 形状、素材を含め全く新しいデザインの容器の御提案
b. 既存の容器の形状を活用し、印刷される絵柄等に関するオリジナルデザインの御提案
bについては、福島県が作成した「Take Out Box」、ドギーバッグ普及委員会の作成するリターナブルなドギーバッグの各白紙バージョンを特設サイトよりダウンロードいただき、作成いただくものとなります。

5.応募資格

■部門1
どなたでも御応募いただけます。

■部門2
以下の2区分で募集を行います。
一般の部(プロアマ問わずどなたでも御応募いただけます。)
子供の部(中学生以下の方々が対象です。)

6.応募方法

環境省「食品ロスポータルサイト」内の特設サイト(以下URL御参照。応募フォームは3月上旬に追加し公開予定です。)より御応募いただけます。
募集内容の詳細については、別添「実施要綱(案)」を御参照ください。(内容については、今後変更される可能性があります。応募受付を開始する3月上旬までに確定版を特設サイトにおいて公開予定です。)

<特設サイト>※近日中に以下URLに公開予定
https://www.env.go.jp/recycle/new_doggybag/index.html

7.表彰

以下について表彰する予定です。また受賞者は6月頃に公表する予定です。

■部門1
1点を選定、公表します。

■部門2
最優秀賞 一般の部1点
優秀賞 一般の部2点、子供の部1点
奨励賞 一般の部3点以上、子供の部2点以上
その他特別賞を予定

<添付資料>
実施要綱(案)(PDF:242KB)

お問合せ先

農林水産省食料産業局バイオマス循環資源課食品産業環境対策室
担当:野島、三浦、佐藤、河原崎
代表:03-3502-8111(内線4319)
ダイヤルイン:03-6744-2066
FAX:03-6738-6552

消費者庁消費者教育推進課
担当:戸川、湯川、橋本
ダイヤルイン03-3507-9244

環境省環境再生・資源循環局総務課リサイクル推進室
担当:和田、氏家、爲定
ダイヤルイン03-6205-4946

ドギーバッグ普及委員会
ホームページ:https://www.doggybag-japan.com/
お問合せ窓口:https://www.doggybag-japan.com/contact

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