1.  2月12日午後3時15分頃から約15分間,アリス・クルス国連ハンセン病差別撤廃特別報告者(Ms. Alice Cruz, Special Rapporteur on the Elimination of Discrimination Against Persons Affected by Leprosy and Their Family Members)が尾身朝子外務大臣政務官を表敬したところ,概要は以下のとおりです。

    1 尾身政務官から,訪日を歓迎する旨伝えるとともに,ハンセン病患者・回復者・その家族に対する偏見,差別の解消に向けたこれまでの日本の国際社会における活動を紹介しました。また,引き続き国連人権理事会等においてハンセン病差別撤廃の重要性を訴えていくとともに,クルス特別報告者の活動を支援していきたい旨述べました。

    2 これを受け,クルス特別報告者から,日本による国際社会への取組を高く評価するとともに,各国におけるハンセン病の差別撤廃に向け,引き続き緊密に連携を図っていきたい旨述べました。

    [参考]
     国連ハンセン病差別撤廃特別報告者は,2017年6月,第35回人権理事会において,我が国が主提案国として提出した「ハンセン病差別撤廃決議」により設置。アリス・クルス氏は,初代のハンセン病差別撤廃特別報告者であり,今般,同特別報告者として初めて訪日。