「新しい東北」官民連携推進協議会では、会員同士の交流・連携促進や、一般の方々に向けた東日本大震災からの復興に関する情報発信を目的として、「新しい東北」"実践の場"を毎年開催しています。

今年度の「新しい東北」宮城県"実践の場"(令和2年1月24日)は、「牡蠣で東松島を盛り上げよう!~牡蠣を観光まちづくりのシンボルに~」と題して、観光客数の更なる増加とSDGsの地域住民・団体への浸透を目指して、「観光」と「SDGs」を組み合わせた活動を企画することによって、新たな連携事業創出のきっかけとなるよう開催されました。

"実践の場"には、当協議会と県・東松島市自治体関係者、地元の牡蠣生産者・観光業者・NPO団体のほか、地元の農業者や大学生等、総勢60名を超える方々に参加いただきました。

はじめに、インプットトークとして、観光を取り巻く現状、東松島の観光とSDGs、東松島の牡蠣についてそれぞれご説明をいただき、基礎情報を参加者で共有しました。

続いて、ワークショップを行い、「牡蠣で東松島を盛り上げよう!~牡蠣を観光まちづくりのシンボルに~」をテーマに、7チームに分かれて、観光企画の具体案、関連するSDGsの目標、当該企画のキャッチコピーなどを集中的に検討しました。

各グループからは、牡蠣の種付けから収穫までの体験観光、牡蠣を中心に海山体験や食・買い物を楽しむツーリズム、牡蠣養殖で使用した竹を再利用する「竹あかり」などのプロジェクトが発表されました。今後の具体化に向けた検討継続を誓って閉会となりました。

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【インプットトーク】
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【ワークショップ】
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【ワークショップ】
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【プロジェクト発表(アウトプットシェア)】