1.  2月4日(現地時間),河野雅治日本国政府代表(中東和平担当特使)は,訪問先のパレスチナにおいてマフムード・アッバース大統領(H.E.Dr.Mahmoud Abbas, President of Palestine)を表敬したところ,概要は以下のとおりです。

    1 河野政府代表から,先般,米国による中東和平ビジョンが公表されたことを受け,日本としては関連する安保理決議等に基づき,イスラエルと将来のパレスチナ国家が平和かつ安全に共存する「二国家解決」が実現されることを引き続き支持しており,引き続き当事者間の信頼醸成を含む貢献を継続したい旨述べました。

    2 また,河野政府代表から,日本が今般新たにパレスチナ難民及びパレスチナに対する人道支援として保健医療分野や女性支援等に約33百万ドルの支援を決定した旨伝えました。

    3 アッバース大統領からは,日本の支援に謝意が示されるとともに,中東和平については,国際社会による支持と協力を得ながら,パレスチナの立場を主張していきたい旨述べました。