令和2年1月24(金),森まさこ法務大臣は,ミャンマー連邦共和国大使館にて行われたミャンマー連邦共和国独立72周年記念祝賀会に出席しました。
 森法務大臣は,ミャンマー連邦共和国独立72周年を祝うスピーチを英語にて行いました。
 森法務大臣のスピーチは以下のとおりです。

 ミン・トゥー大使閣下,御臨席の皆様,法務大臣の森まさこでございます。
 72回目のミャンマー連邦共和国独立記念レセプションを迎えられることを心よりお祝い申し上げます。
 また,このような素晴らしい式典にお招きいただき,大変光栄に存じます。
 日本とミャンマーは,長きに渡り友好な協力関係を築いております。ハイレベルから実務家レベルまでの交流が法務・司法分野で活発に行われており,大変喜ばしいことです。
 私も昨年12月に法務大臣としての最初の訪問国としてミャンマーを訪問させていただき,貴国の方々から温かいおもてなしを受けたことを大変うれしく思いました。
 
 法務・司法分野における貴国との関係で申し上げますと,日本とミャンマーは,2013年から法整備支援プロジェクトを開始し,貴国の関係機関の不断の努力により,法・司法制度はめざましい発展を遂げています。このような取組は,両国の発展に重要なものであり,引き続き,支援を行って参りたいと思います。
 また,現在,約2万6千人のミャンマーの方々が在留しており,多くの方々が様々な分野で活躍されています。
昨年4月に新たに創設された在留資格「特定技能」は,両国の発展を促進するものです。今後,ますます多くの優秀なミャンマーの方々に日本にお越しいただき,日本で活躍していただけることを期待しております。
 
 最後になりますが,国連の刑事司法分野における最大規模の国際会議である第14回国連犯罪防止刑事司法会議が,今年4月に京都で開催されます。
 貴国からも是非政府ハイレベルの方の御出席をお待ちしております。
 日本とミャンマー両国のますますの繁栄と両国民の友情の発展を祈りまして,私の御挨拶とさせていただきます。


スピーチをする森法務大臣