1.  1月31日午後5時10分頃から約15分間,尾身朝子外務大臣政務官は,訪日中のベルナール・ビゴITER(国際熱核融合実験炉)機構長(Dr. Bernard Bigot, Director-General of the ITER Organization)と会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

    1 冒頭,尾身政務官から,ビゴ機構長が本年3月から二期目を務めることに対しお祝いの言葉を述べるとともに,ビゴ機構長のリーダーシップが引き続き発揮されることを期待する旨述べました。

    2 続けて,尾身政務官から,ITER計画の着実な進展のために日本国外務省としてもできる限りの支援をしたいと考えている旨述べ,2025年の運転開始に向け引き続き共に協力していくことを確認しました。

    3 また,尾身政務官から,ITER機構における邦人職員数の増強についてビゴ機構長の引き続きの協力を要請しました。

    [参考]イーター(国際熱核融合実験炉)計画
     環境負荷が少なく持続可能なエネルギー源の一つとされる核融合の科学的・技術的な実証を目的として,実験炉を建設・運用する国際共同プロジェクト。現在の加盟極(メンバー)は,日・韓・中・印・米・露・EUの7極。