梶山経済産業大臣の閣議後記者会見の概要

2020年1月28日（火曜日）
8時40分～8時42分
於：参議院本会議場中庭側廊下

冒頭発言

おはようございます。

質疑応答

新型コロナウイルス

Ｑ：新型コロナウイルスに関して、中国政府は27日に肺炎の世界規模での拡大を阻止するため、海外への団体旅行禁止措置を発動しました。春節に伴う大型連休の旅行シーズン中での対応となりましたけれども、訪日客の減少など日本経済の影響について、いかがお考えでしょうか。

Ａ：今お話ありましたように、27日から中国政府が海外への団体旅行等の禁止措置を講じ、訪日のキャンセル等が生じていることは承知をしております。
経済産業省としましては、中国における事態の推移を注視するとともに、各地の経産局や中小企業団体等を通じて情報の収集を行い、その影響をしっかりと見極めてまいりたいと考えています。
以上です。

伊方原発のトラブル

Ｑ：四国電力・伊方原発で、一時的に電源を喪失するトラブルがありました。運転差止めの仮処分を受けていることもありますけれども、ほかにもトラブルが相次いでいて、運転停止が長期化するおそれもあると思うんですけれども、大臣の受け止めをお願いします。

Ａ：四国電力、今年に入って定期検査中のトラブルが相次いで生じているということを承知しております。私としても、こうした状況を重く受け止めているところです。
いずれのトラブルについても、現在、四国電力が原因究明を進めているものと承知をしております。
四国電力には、地元や国民に不安を与えることのないように緊張感を持って安全確保に万全を期するとともに、原子力規制委員会の指導の下、原因究明と再発防止に取り組んでもらいたい。
そして、今言いましたけれども、緊張感をとにかくどの作業においても持つようにということを、厳重に話をしているところであります。