2020年1月27日

レジ袋削減に向けた試行的な取組として、本日、2020年1月27日(月曜日)より、経済産業省、特許庁、財務省及び外務省の庁舎内のコンビニ店舗において、「ナッジ」と呼ばれる行動経済学の手法を活用した検証を開始します。その後、2月中にも経済産業省及び特許庁庁舎内においてレジ袋有料化を実証的に実施します。
今後、レジ袋削減に取り組まれる事業者の皆様の参考としていただけるよう、こうした試行的な取組を先行して進め、その結果を情報発信してまいります。

1.趣旨

レジ袋削減に向けた取組として、2020年7月1日から、全国一律で、レジ袋有料化が開始されます。
それに先立って、1月27日(月曜日)から3週間にわたって、経済産業省、特許庁、財務省、外務省のそれぞれの庁舎内のコンビニ店舗において「ナッジ」※と呼ばれる行動経済学の手法を活用した検証を開始します。
※ナッジ(nudge:軽く突く):行動科学の知見に基づく工夫や仕組みによって、人々がより望ましい行動を自発的に選択するよう誘導する政策手法。
その後、2月25日(火曜日)から、経済産業省及び特許庁の庁舎内店舗において、レジ袋有料化を実証的に実施します。

2. 検証の概要

具体的には、検証に参加する各省庁舎内の店舗において、消費者にレジ袋の申告カード(又は辞退カード)の提示を求めます。店舗ごとに、海洋ごみの写真付きのカードや、世界各国の取組を説明するカードなど、異なるタイプのカードを用いて、その効果を比較し、消費者にどのように働きかけることが効果的かについて検証します。

<実施店舗>

  • ファミリーマート 経済産業省店
  • ローソン 外務省店
  • セブン-イレブン 特許庁店
  • ファミリーマート 財務省本庁舎店

3. スケジュール

1月27日(月曜日)~2月14日(金曜日):ナッジを活用した検証

2月25日(火曜日)~:レジ袋有料化の実証実施

担当

産業技術環境局資源循環経済課長 横手
担当者: 末藤、福島、小池

電話:03-3501-1511(内線 3561)
03-3501-4978(直通)
03-3501-9489(FAX)