令和2年1月17日
農林水産省


農林水産省は、食品ロス削減推進法を踏まえて、予約販売等の季節食品の需要に見合った販売を食品小売業者に呼びかけています。
この中で、令和2年の恵方巻きシーズンにおいて、ロス削減プロジェクトに参画する食品小売業者(26事業者)を公表しました。

1.季節食品のロス削減活動~これまで~

我が国の食品ロスは年間643万トン(平成28年度)発生しており、食品小売業から発生する食品ロスがその1割以上を占めています。

特に、季節食品のロスについては、平成31年1月11日付で事務連絡「恵方巻きのシーズンを控えた食品の廃棄を削減するための対応について」を発出し、食品小売業者に対して、需要に見合った販売を呼びかけたところ、シーズン後に実施した調査では、回答者の約9割から、予約販売の実施、当日のオペレーションやサイズ・メニュー構成の工夫などにより、前年よりも廃棄率が改善したとの回答をいただき、一定の取組効果を確認しました。

<恵方巻きの廃棄の削減状況に係る調査結果>
調査結果を示した円グラフ

昨年の取組を受け、農林水産省は、恵方巻きをはじめとする季節食品の需要に見合った販売の継続的な推進について、令和元年12月20日付で、食品小売団体を通じて食品小売業者に呼びかけるための事務連絡を発出しました(添付資料「事務連絡」参照)。

2.令和2年の恵方巻きシーズンは「ろすのん」を目印に

令和2年の恵方巻きシーズンにおいて、食品小売業者に対し、予約販売等の需要に見合った販売を呼びかけたところ、1月15日(水曜日)現在、添付資料「取組事業者一覧」に記載のとおり26事業者から、取組を行う旨回答いただいています(引き続き、呼びかけ中)。
これらの小売業者に対しては、御要望に応じて、恵方巻きのロス削減に取り組む小売店である旨を消費者にPRするための資材を提供しています(添付資料「PR資材」参照)。

<取組を実施する事業者> ※50音順

アルビス株式会社 株式会社ウオロク
株式会社Aコープ九州 株式会社エーコープ近畿
株式会社コープフーズ
 (生活協同組合コープこうべ内惣菜部門)
株式会社光洋
(スーパーマーケットKOHYO、Max Valu、peacock)
国分グローサーズチェーン株式会社
(コミュニティ・ストア)
株式会社ジャコム石川
(石川県Aコープグループ)
株式会社ジョイフルサンアルファ 株式会社セブン‐イレブン・ジャパン
大丸東京店 株式会社タカラ・エムシー
(フードマーケット  マム)
株式会社トーホーストア 株式会社ファミリーマート
株式会社ホクレン商事
(ホクレンショップ、Aコープ)
株式会社ポプラ
マックスバリュ東海株式会社 株式会社マルイ
株式会社丸江 株式会社マルエーうちや
(スーパー  ジェイ・マルエー)
株式会社マルエツ 株式会社三河屋
(ビッグリブ、Mikawaya、パワーズ)
株式会社ヤマイチ 株式会社よこまち
(よこまちストア)
よねや商事株式会社
(スーパーマーケットよねや)
株式会社ローソン

<PR資材の例>

恵方巻きろすのん画像

3.食品小売業者、消費者の皆さんへのお願い

令和元年10月に「食品ロスの削減の推進に関する法律」が施行され、食品ロスの削減に関する消費者の意識・関心が更に高まりつつあります。
消費者の皆様には、恵方巻きをきっかけに、食品ロス削減に取り組む企業やその取組を知って、応援、後押しをお願いいたします。
また、食品小売業者の皆様には、季節食品の需要に見合った販売に積極的に取り組んでいただいたうえで、PR資材も活用していただき、消費者に対して自社の取組を「見える化」していただきますようお願いいたします。

※令和2年の恵方巻きシーズンに、需要に見合った販売を行い、当省HPへの事業者名の公表やPR資材の活用を希望される食品小売業者の方は、以下の提出先まで、別添様式を御提出ください。
(連絡先)loss-non@maff.go.jp

添付資料

報道発表資料(PDF : 441KB)
事務連絡(PDF : 115KB)
取組事業者一覧(PDF : 171KB)
PR資材(PDF : 299KB)
報告様式(EXCEL : 24KB)

お問合せ先

食料産業局バイオマス循環資源課食品産業環境対策室

担当者:三浦、佐藤、河原崎
代表:03-3502-8111(内線4319)
ダイヤルイン:03-6744-2066
FAX番号:03-6738-6552

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