2020年1月17日
低炭素社会の実現を目指した革新技術に関する研究を行い、ゼロエミッション社会を実現する革新的環境イノベーションの創出を目指すため、国立研究開発法人産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】（以下、産総研）に、本年1月末にゼロエミッション国際共同研究センターを設立します。同センター長には、2019年ノーベル化学賞を受賞された吉野 彰博士（旭化成㈱名誉フェロー）が就任予定です。
1．背景
世界の喫緊の課題である気候変動問題の解決には、環境・エネルギー技術に関する非連続なイノベーションの創出が必要であり、昨年10月の「グリーンイノベーション・サミット」において、安倍総理から、世界の叡智を集結する「ゼロエミッション国際共同研究拠点」の立ち上げが表明されました。
2．センター概要
これを受け、産総研は、本年1月末に「ゼロエミッション国際共同研究センター」を設立します。同センターでは、G20を中心とした世界有数の国立研究機関等と共同で、革新的な環境・エネルギー技術に関する研究（再生可能エネルギー、蓄電池、水素、CO2分離・利用、人工光合成等）を行います。
経済産業省としても、同センターが世界の温室効果ガスの大幅削減に必要となるイノベーション創出を牽引することを期待します。
3．センター長について
研究センター長には、2019年のノーベル化学賞を受賞された吉野 彰博士（旭化成（株）名誉フェロー）が就任予定です。
※詳細は産総研プレスリリース
を参照下さい。
担当
産業技術環境局産業技術総合研究所室
担当者： 坂内、森田
電話：03-3501-1511(内線 3386)
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