2020年1月10日

1月9日(木曜日)に、東京都内で火災事故(人的被害なし)が発生しました。

1.事故の概要

1月9日(木曜日)に、東京都内で火災事故が発生しました。これを受け、ガス事業法に基づき、東京瓦斯株式会社(法人番号:6010401020516)から関東東北産業保安監督部に事故の報告がありました。詳しい事故の状況は以下のとおりです。
また、同様の情報を本日、産業保安のホームページに掲載しますので、併せてお知らせします。

ガス事故の発生状況

事故発生日時

2020年1月9日(木曜日) 午後8時30分頃

事故発生場所

東京都

人的被害

なし

物的被害

ソフトコード及び壁の一部の焦げ、ガス栓化粧プレートの溶解

事故概要

一般集合住宅において、ソフトコード及び壁の一部等を焼損する火災事故が発生しました。東京瓦斯株式会社からは、ガスファンヒーターに使用されているガス栓用プラグがガス栓に差し込み不足であったことから、漏えいした未燃ガスがガス栓付近に滞留した状態で家庭用こんろを点火したため、点火時のスパークで引火したものと推定されるとの報告がありました。現在詳細については東京瓦斯株式会社が調査中です。

供給事業者

ガス小売事業者

ガス種

13A

機器分類

ガス栓用プラグ

参考情報

製造者:調査中
型式:調査中
製造年月:調査中

2.注意喚起について

  • ガス臭いと感じたら、すぐガス事業者(ガス導管事業者)へ連絡してください。
    • 使用中の火気は全部消してください。
    • 火気は絶対に使用しないでください。
    • 着火源となる換気扇、電灯等のスイッチに絶対に手を触れないでください。
    • 窓や戸を大きく開けてください。
    • ガス栓やメーターガス栓を閉めてください。
  • ガス機器を使用中に異常を感じた場合は、すぐにガス事業者またはガス機器メーカーへ連絡してください。
  • 「ガス漏れ」及び「不完全燃焼によって発生した一酸化炭素」を検知できる警報器(ガス・CO警報器)の設置をおすすめします。
    • 「ガス漏れ」及び「不完全燃焼によって発生した一酸化炭素」を検知すると、ランプと音声でお知らせします。
    • ガスの種類によっては、ガス警報器とCO警報器をそれぞれ設置する必要があります。
  • 経済産業省のHPにガス事故防止のためのパンフレット等を掲載しております。是非ご覧ください。

ガス事故防止パンフレット

担当

産業保安グループ ガス安全室長 月舘
担当者:石津、岡田
電話:03-3501-1511 (内線 4931~7)
03-3501-4032 (直通)
03-3501-1856 (FAX)