(令和2年1月8日(水曜日)11時04分 於:タイ・バンコク)

英語版 (English)

質疑応答

【記者】イランによるアメリカへの報復がありました。受け止めと政府の方針をお願いします。

【茂木外務大臣】今回の事態につきましては現在,情報収集・分析を進めているところであります。また,邦人保護に万全を期していきたい,すでにそのための対応はスタートしております。日本政府としてすべての関係者に,緊張緩和のための外交努力を尽くすことを求めていたところでありまして,そのような中で今般の攻撃が起こったこと,深く憂慮しております。事態のさらなるエスカレーション,これは避けるべきだと考えておりまして,日本政府として中東情勢を引き続き高い緊張感をもって注視をしていきたいと思います。関係国と緊密に連携しつつ,中東情勢の緊張緩和,そして情勢の安定化に向けて引き続き外交努力を続けていきたいと思っております。私(大臣)も諸般の情勢が許せば来週,米国を訪問して,本件に関して協議をしたいとこんなふうに考えております。

【記者】その関連で,ポンペイオ長官が公聴会へ出席という可能性があり,会談が実現しないかもしれないという話が出ておりますが,その場合どのような出張日程になるのでしょうか。

【茂木外務大臣】それは仮定の話ですから。

【記者】イラン側への働きかけはどのように。

【茂木外務大臣】すべての関係国に対して自制を呼びかける,こういった活動をこれからも続けていきたいと思っています。

【記者】総理の中東訪問について延期されるというような話もでていますが,現在の調整状況はどうなっているでしょうか。

【茂木外務大臣】ちょっと私日本にいないので。