令和元年12月25日
農林水産省


公益財団法人食品等流通合理化促進機構は、第7回「食品産業もったいない大賞」の農林水産大臣賞、食料産業局長賞など各賞の受賞者を決定しました。
また、表彰式及び受賞者による事例発表会が、令和2年2月6日(木曜日)に千代田区立内幸町ホールにて開催されます。
表彰式・事例発表会は公開で、カメラ撮影も可能です。

1.表彰の概要

公益財団法人食品等流通合理化促進機構(会長:馬場 久萬男)は、食品産業の持続可能な発展に向け、地球温暖化・省エネルギー対策の一環でもある「省エネルギー・CO2削減」、「廃棄物の削減・再生利用」、「教育・普及(消費者に最も身近な食品を通じてこれらの啓発を促す)」等の観点から、顕著な実績を挙げている食品関連事業者並びに食品産業によるこうした取組を促進・支援している企業、団体及び個人を表彰します。
本表彰は、農林水産省が協賛しています。

2.受賞者について

農林水産大臣賞(1点)

・石川県立翠星(すいせい)高等学校
   農業の未来を変える「廃棄果皮0(ゼロ)システム」の構築と普及
   受賞概要:果汁搾汁後のゆずの果皮を用いたピール煮を開発するとともに、地元食品企業とも連携して、これを用いた和洋菓子等を開発・販売し、
                 廃棄物を原料として無駄なく活用する「廃棄果皮0(ゼロ)システム」を構築した。
                 また、果皮を活用して6次産業化に取り組みたい生産者に対する技術指導にも取り組んでいる。

農林水産省食料産業局長賞(3点)

・ウム・ヴェルト株式会社、農業法人アグリファーム株式会社、フロイデ株式会社
   食品リサイクルをコア事業とした地方創生計画実行中
・コープデリ生活協同組合連合会
   「みらいにつなぐもったいない」フードチェーン全体でもったいないアクション!
・キユーピー株式会社、キユーピータマゴ株式会社
   未利用資源としての卵殻および卵殻膜の価値探求と食と健康への貢献

食品産業もったいない大賞審査委員会委員長賞(5点)

・株式会社ダイエー
   ~お客さまとともに~食品ロス削減に向けたフードドライブ活動
・株式会社クラダシ
   SDGsの重要課題食品ロス削減に向けて~日本初・最大級の社会貢献型ショッピングサイトKURADASHI.JPがサステイナブルな社会を創る~
・株式会社紀州ほそ川
   畜産物のブランド化をもたらした未利用資源「梅酢」の活用
・株式会社ケンジャミン・フランクリン
   中山間地域と市街地を移動販売車が結ぶフードバンク活動
・熊本県立熊本農業高等学校
   食品廃棄物の利用価値を発信する活動

3.表彰式・事例発表会の開催日時及び場所

日時:令和2年2月6日(木曜日)
表彰式:13時00分~13時40分
事例発表会:14時00分~17時00分
会場:千代田区立内幸町ホール
所在地:東京都千代田区内幸町1丁目5-1

4.その他

受賞者の取組概要や本表彰に関する詳細は、以下の外部リンクをご参照ください。
http://www.ofsi.or.jp/mottainai/0206no7/(外部リンク)

お問合せ先

食料産業局バイオマス循環資源課食品産業環境対策室

担当者:五十嵐、植田
代表:03-3502-8111(内線4321)
ダイヤルイン:03-6744-2067
FAX番号:03-6738-6552