2019年12月9日

特許庁では、12月9日から、ノーベルウィークに併せ、本年ノーベル賞を受賞した旭化成名誉フェローの吉野彰氏とリチウムイオン二次電池に関する企画展示「リチウムイオン二次電池の発明が拓いた社会(吉野氏ノーベル賞受賞記念)」を特許庁庁舎1階で行います。是非お立ち寄りください。

1.背景

近年のノーベル賞受賞には、基礎研究のみならず、実用化・商業化に向けた研究が含まれることも増えてきています。本年ノーベル賞を受賞した吉野彰氏は、自身の受賞が「特許」がきっかけとなった旨を講演において言及しています。
この機会を捉え、リチウムイオン二次電池の普及が人々の生活にどのような影響を与えているかを示すと共に、「ノーベル賞と特許」の関連や特許がその後の産業発達にどのように寄与しているかについて紹介します。

2.開催概要

期間:2019年12月9日(月曜日)~13日(金曜日)(製品等展示期間)
パネル展示は、2019年12月9日(月曜日)~2020年1月31日(金曜日)

場所:特許庁庁舎1階 高橋是清像横(東京都千代田区霞が関3丁目4番3号)
※特許庁への入館は受付での手続が必要です。詳しくは特許庁ホームページをご覧ください。
 

3.展示内容

1.パネル展示

  • リチウムイオン二次電池が使われている製品を紹介

  • 吉野氏の発明とリチウムイオン二次電池の普及

  • ノーベル賞受賞理由(吉野氏、ウィッティンガム氏、グッドイナフ氏)

  • リチウムイオン二次電池の仕組み

2.製品(模型)展示

パネルの前に、リチウムイオン二次電池の模型や、それを使用した製品等(はやぶさ2、電動二輪車、ドローン、電動立ち乗り二輪車、カメラ、携帯ゲーム機、タブレット)を展示

担当

特許庁 総務部 広報室 鹿戸
担当者:佐藤、藤代、竹内、小泉

電話:03-3581-1101(内線2108)
03-3501-6792(直通)
03-3593-2397(FAX)