2019年12月6日

経済産業省が開発した宇宙実証用ハイパースペクトルセンサ(Hyperspectral Imager SUIte, HISUI)が12月6日(金曜日)02時29分(日本標準時)に米国ケープカナベラル空軍基地から打ち上げられました。今後、国際宇宙ステーション(ISS)の「きぼう」日本実験棟へ取付けられ、観測を開始する予定です。

経済産業省及び一般財団法人宇宙システム開発利用推進機構は、国際宇宙ステーション(ISS)の「きぼう」日本実験棟にて軌道上実証する宇宙実証用ハイパースペクトルセンサ(HISUI)の開発を進め、JAXAと共同で地上試験を実施してきました。

今般、HISUIをISSの「きぼう」日本実験棟へ運搬するドラゴン補給船を載せたファルコン9ロケットが、12月6日(金曜日)02時29分(日本標準時)、米国ケープカナベラル空軍基地より打ち上げられました。

今後、HISUIはISSの「きぼう」日本実験棟へ取付けられ、観測を開始する予定です。

【宇宙実証用ハイパースペクトルセンサ(HISUI)の概要】
HISUIは、我が国のエネルギー・資源の安定供給のため、石油等の資源の遠隔探査を主要な目的として開発した、宇宙実証用のハイパースペクトルセンサです。既存のマルチスペクトルセンサ(ASTER)に比べ、より高い精度で地表の物質等を識別する能力を有します。

  • バンド数:185

  • 観測波長帯:0.4-2.5㎛

  • 観測幅:20km

  • 空間分解能:20~30m

  • 質量:190kg(センサ部分)、360kg(バス部分)

 

担当

製造産業局 宇宙産業室長 浅井
担当者:國澤、太田、田村
電話:03-3501-1511(内線3844~6)
03-3501-0973(直通)
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