2019年12月4日

特許庁、四国経済産業局は、令和2年1月14日(火曜日)に、「知財のミカタ~巡回特許庁in 松山~」を開催します。愛媛県では初の開催になります。世界に誇る「メイド・イン・ジャパンの技術」であるインスタントラーメンの開発秘話と知的財産について、元 日清食品ホールディングス株式会社 知的財産部部長の加藤氏にご講演いただくほか、個別セッションではスマート農業やデザイン経営に関する講演などのプログラムを用意しています。また、四国全域で出張面接を集中的に実施します。

1.「知財のミカタ~巡回特許庁in 松山~」とは

知財は、「自分には関係ない」、「難しそう」といった知財の“見方”を変え、知財を“味方”にして活用するきっかけ作りを目的に、全国各地で「知財のミカタ~巡回特許庁~」というイベントを開催しています。

豊富な地域資源を持ち魅力あふれる愛媛県で、「農業×知財」や「デザイン経営」などをテーマとしたセミナーを開催し、知財を活用して稼ぐ方法や、魅力ある商品の作り方を、企業経営者、製品開発担当者、農業関係者、地域ブランド関係者、自治体などの幅広い皆様へわかりやすくお伝えします。

2.開催概要

(1)知財のミカタ~巡回特許庁in 松山~

開催日:令和2年1月14日(火曜日)12時15分~17時30分
開催場所:松山市総合コミュニティセンター(愛媛県松山市湊町七丁目5番地)

プログラム(詳細は別添リーフレット参照)

メインセッション

日本が生んだ世界食インスタントラーメン~大ヒットの舞台裏~
世界に誇る「メイド・イン・ジャパンの技術」として、戦後の大発明ともいわれているインスタントラーメン。その産業界の成り立ちや発展の歴史、とりわけ知的財産の重要性と戦略論について、「ヒット商品の舞台裏」をわかりやすく解説します。

講演者:新潟食料農業大学 客員教授/元 日清食品ホールディングス株式会社
知的財産部部長 加藤 正樹 氏

個別セッション(主なもの)

1. スマート農業のすすめ~農業を情報技術でかっこよく稼げて感動があるものに!~

渡邊智之氏(一般社団法人日本農業情報システム協会 代表理事)が、「スマート農業の現在地」を各地の実例や最新の動向を踏まえてご紹介し、「かっこよく稼げて感動がある新3K農業」を実現すべく「これから進むべき方向」についてお伝えします。

2. デザイン経営への挑戦

デザインを戦略的に経営に活用している株式会社ビズリーチのCDO(デザイン最高責任者)田中裕一氏と、「デザイン経営宣言」を取りまとめ、デザイン経営を推進している特許庁の西垣CDO補佐官との対談を通じて、デザインを活用して企業の競争力をつけるための方策をわかりやすくお伝えします。

3. 5Gで変わる!IoT・AIを活用した新しいビジネスを特許で大きく育てよう!

(日本弁理士会併催イベント)
IoT(モノのインターネット)、AI(人工知能)、ビッグデータを活用した新しいビジネスが次々に誕生し、その用途も徐々に広がっている今、これからの時代に対応した特許の取得や活用の仕方について、上羽秀敏氏(インテリクス国際特許事務所 所長・弁理士)が解説します。 

何でも相談コーナー(申込不要)

INPIT愛媛県知財総合支援窓口の支援担当者、愛媛県よろず支援拠点のコーディネーター、日本規格協会の標準化アドバイザー、特許庁の審査官が、知財や経営に関するお悩み・ご相談に対応します。 

(2)出張面接

開催期間:令和2年1月14日(火曜日)~2月10日(月曜日)
開催場所:四国全域(徳島県、香川県、愛媛県、高知県)

3.参加申込方法

プログラム・参加申込等の詳細は、以下のホームページをご覧ください。

関連資料

関連リンク

担当

特許庁 総務部 普及支援課長 佐野
担当者:大谷、境野、溝口

電話:03-3581-1101(内線2107)
03-3501-5878(直通)
03-3506-8615(FAX)