2019年12月3日

経済産業省は、大企業と中小企業が互いに稼ぐ「共存共栄モデル」等について議論し、今後の中小企業政策の見直しにつなげるため、12月3日に「価値創造企業に関する賢人会議」を立ち上げます。

1.趣旨

我が国を取り巻くグローバルな競争環境は深化しつつも流動化しており、他方で、人口減少に伴い中小企業が支えてきた地域経済も衰退するなど、中小企業政策の全体像を問い直すタイミングに来ています。特に消費や生産が世界中の企業に開かれ、商品企画、原材料の調達、製造、販売といった一連のバリューチェーン全体で、イノベーションや国際競争力が問われる時代となりました。
このような状況の中で、経済全体のパイを拡大し、大企業と中小企業が互いに稼げる「共存共栄の関係」を実現するためには、新たな価値創造に向けたグローバル・バリューチェーンの再構築が必要と考えられます。
以上の問題意識の下、今般、価値創造企業に関する賢人会議を立ち上げ、グローバル・バリューチェーンの中で互いに稼ぐ条件(取引適正化、オープンイノベーション、サプライチェーン複層化)、大企業と中小企業が互いに稼ぐ成長モデル等について議論し、今後の中小企業政策の見直しにつなげることを目指します。

2.開催概要

  1. 日 時:令和元年12月3日(火曜日)10時00分から12時00分

  2. 場 所:経済産業省本館17階 第1特別会議室
    ※個社情報を扱う可能性があるため、傍聴不可

  3. 参加予定者:大企業、中小企業の経営者等(別添参照)

担当

中小企業庁事業環境部企画課長 神崎
担当者:和久津、海野

電話:03-3501-1511(内線5231)
03-3501-1765(直通)
03-3501-7791(FAX)