1. 1 11月25日から27日まで,スペインのバレンシア州・カステジョン市において,第21回日本・スペイン・シンポジウムが開催され,日本側座長の佐藤義雄住友生命保険相互会社会長,スペイン側座長のジュゼップ・ピケ・イ・カンプス西日財団理事長(元外務大臣)(Dr. Josep PIQUÉ i Camps, President of the Spain-Japan Council Foundation)を始め,日本とスペインの自治体,経済界,学術・研究機関等から多数の関係者が登壇しました。

    2 今回のシンポジウムは「ソサエティ5.0:人間性を中心に据えたテクノロジー社会」をテーマに,「グローバルな視点」,「イノベーション・エコシステムの促進」,「テクノロジーとソサエティ5.0」の3部構成で,パネリストによる活発な議論が行われました。

    3 開会式には,日本政府から平松賢司駐スペイン大使,金杉憲治外務審議官が,スペイン政府からフェルナンド・マルティン・バレンスエラ・マルソ外交長官(Mr. Fernando Martín VALENZUELA Marzo, Secretary of State for Foreign Affairs)が出席し,日本とスペインの関係等に関する挨拶を行いました。

    • 画像2

      平松駐スペイン大使の挨拶
    • 画像2

      金杉外務審議官の挨拶

    [参考]日本・スペイン・シンポジウム
     1994年の天皇皇后両陛下のスペイン御訪問をきっかけとし,両国の相互理解の促進及び協力関係の強化を目的に提案された賢人会議。毎年1回,日本とスペインで交互に開催し,幅広い分野について議論することを通じて,日・スペイン間の相互理解や知的交流を深め,両国の協力関係の緊密化の方途を探ることを目的としている。