2019年11月25日
ネットショッピングを利用する20代前半の若者の45.5%が、コピー商品と知らずに購入してしまった経験があります。特許庁は、12月2日(月曜日)から、コピー商品を買わないためのポイントを知ってもらうため、コピー商品撲滅キャンペーン「しっかり調べて Nice Judge!!」を実施します。また、今回初めてピールオフ形式の交通広告を行い、コピー商品が身近に存在することを広く周知します。
1.背景
近年、ネットショッピングでコピー商品と気がつかずに行われる売買が増えています。誰もがコピー商品の買い手だけでなく、売り手になってしまう可能性があります。特に20代前半の若者は、フリマアプリやSNSの使用頻度が高いことからその被害に遭うケースが多いです。
そのため、特に若年層に対してコピー商品を買わないための具体的な対処方法を紹介し、コピー商品の売買をなくすことを目的として本キャンペーンを開始します。
- 令和元年度キャンペーンイメージ
2.キャンペーン実施期間
令和元年12月2日(月曜日)~令和2年1月31日(金曜日)
3.キャッチコピーについて
20代前半の若年層にアンケートを実施したところ、ネットショッピングやフリマアプリを利用する約半数(45.5%)の人が、コピー商品とは知らずに購入した経験があると回答しています。
コピー商品を買わないための方法を知ってもらいたく、「しっかり調べて Nice Judge!!」を採用しました。
4.キャンペーン内容
(1)特設サイトのオープン
キャンペーン動画(約90秒)を配信するとともに、怪しいサイトの見分け方やコピー商品を買わないための具体的な対処方法を紹介します。
また、Nice Judge先生が、安心・安全にネットショッピングを楽しむコツをレッスンする記事も、3回更新予定です。
キャンペーン特設サイト ※令和元年12月2日(月曜日)開設予定
(2)キャンペーン動画の配信(令和元年12月2日(月曜日)配信開始予定)
各種SNS等で、「しっかり調べて Nice Judge!!」をテーマに、冷静な判断によりコピー商品を購入しなかった20代前半の女性をたたえる約15秒のキャンペーン動画を配信し、特設サイトへ誘導します。
(3)交通広告
全国5カ所の駅でピールオフ広告*を展開し、スマホ用のタッチペンが入った「偽除御守」を配布して、本キャンペーンを広く周知します。
*ポスターに貼りつけられている物を自由に剥がして持ち帰ることのできる広告。
実施駅(掲示場所は別紙参照)
令和元年12月2日(月曜日)~12月8日(日曜日):東京メトロ新宿駅、JR札幌駅・名古屋駅・大阪駅
令和元年12月4日(水曜日)~12月10日(火曜日):西鉄福岡(天神)駅
5. 協賛及び後援
知的財産戦略本部、警察庁、消費者庁、総務省、法務省、外務省、財務省税関、文化庁、農林水産省、観光庁、国際知的財産保護フォーラム(IIPPF)
関連資料
担当
特許庁総務部国際協力課長 根本
担当者:西田、青木
電話:03-3581-1101(内線2575)
03-3503-4698(直通)
03-3581-0762(FAX)