令和元年11月22日
農林水産省
国土交通省
環境省


農林水産省、国土交通省、環境省及び国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)は、2019年3月1日より6月15日までの期間、「グリーンウェイブ2019」への参加と協力を広く国内に呼び掛けました。
その結果、延べ393団体の参加、延べ102団体の協力のもと、約20,300人の参加を得て、約18,400本の植樹が行われるなど、様々なグリーンウェイブ活動が行われました。
また、2020年に向けて取組を強化するために、昨年に引き続き「グリーンウェイブ」オフィシャルパートナーを募集します。多くの皆様方の御応募をお待ちしています。

1.「グリーンウェイブ2019」の実施結果について

この度「グリーンウェイブ2019」に御参加いただいた団体数等について取りまとめたところ、以下の結果となりました。
本年も引き続き、「オフィシャル・パートナー制度」を活用したことにより、パートナーを中心に活動が促進され、植樹等のイベントをきっかけとした生物多様性の広報、教育、普及啓発が促進されました。(参加団体による取組は別添資料「グリーンウェイブ2019参加グループ・団体取組一覧」を参照)
来年も引き続き、オフィシャル・パートナー制度を活用した活動を促進します。
(1)参加団体(グリーンウェイブ活動を計画及び実施した、または植樹等の行事に参加した団体)
     延べ393団体
   協力団体(苗木・場所の提供や技術指導等を実施した団体)
     延べ102団体
(2)植樹等の活動に参加した人数
     約20,300人
(3)植樹した本数
     約18,400本

参加団体数、参加人数及び植栽本数(2011年からの累積数)
    

    
黄色着色箇所はオフィシャル・パートナーが取りまとめた活動による数値。実績の内数。

2.「グリーンウェイブ」オフィシャル・パートナーの募集について

UNDB-Jは、国連生物多様性の10年の最終年である2020年に向けて、「グリーンウェイブ」への呼び掛けを更に強化するため、今年も「グリーンウェイブ」オフィシャル・パートナーを募集します。
(1)概要
「グリーンウェイブ」の活動を支援する協力団体のうち、以下の「対象」に記載の取組を通して、「グリーンウェイブ」の活性化に特に貢献する企業・団体等を、UNDB-Jが「グリーンウェイブ」オフィシャル・パートナーとして任命します。

(2)対象

  (a.)「グリーンウェイブ」への登録を広く呼び掛け、活動登録を一定数以上集約するなどで「登録促進」に寄与する取組を行う企業・団体等
  (b.)広く国民一般へ「グリーンウェイブ」を周知し、活動への参加の呼び掛けに寄与する取組を行う企業・団体等
  (c.)「グリーンウェイブ」の活動の活性化に必要な経費等を寄付・協賛する企業・団体等


(3)締切
令和2年2月3日(月曜日)必着

(4)任命
以下の行事で、任命式を行う予定です。

『国連生物多様性の10年 地域フォーラムin東京(仮)』
[日時]令和2年3月頃(予定)
[場所]東京近郊予定
応募方法等、詳細については別添資料の「グリーンウェイブオフィシャル・パートナー任命実施要領」を御覧ください。

3.参考

別添資料:「グリーンウェイブ2019」参加グループ・団体による取組一覧
別添資料は、以下報道発表ウェブサイトから御確認いただけます。
http://www.env.go.jp/press/107438.html

グリーンウェイブ
世界各地において国連が定める「国際生物多様性の日」(5月22日)の午前10時に植樹等を行うことにより、地球上の東から西へ波のように広がっていく様子を「緑の波(グリーンウェイブ)」と表現しています。
農林水産省、国土交通省、環境省及び国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)では、生物多様性に関する理解が社会に浸透するように、植樹等をきっかけとした生物多様性の広報、教育、普及啓発を推進するため、生物多様性条約事務局は、国連が定める「国際生物多様性の日」(5月22日)に、世界各地の学校や地域等で植樹等を行うことを「グリーンウェイブ」活動として呼びかけています。

国連生物多様性の10年委員会(UNDB-J)
2011年から2020年までの10年間は、国連の定めた「国連生物多様性の10年」です。生物多様性条約第10回締約国会議(2010年10月愛知県名古屋市)で採択された、世界目標である「愛知目標」の達成に貢献するため、国際社会のあらゆるセクターが連携して生物多様性の問題に取り組むこととされています。これを受け、愛知目標の達成を目指し、国内のあらゆるセクターの参画と連携を促進し、生物多様性の保全と持続可能な利用に関する取組を推進するため、「国連生物多様性の10年日本委員会」(UNDB-J)が2011年9月に設立されました。
(ウェブサイト)http://undb.jp/
(Facebookページ)https://www.facebook.com/UNDBJ

「グリーンウェイブ」オフィシャル・パートナー制度について
「グリーンウェイブ」の取組促進策として、UNDB-Jはグリーンウェイブの活性化に特に貢献する企業・団体等を「『グリーンウェイブ』オフィシャル・パートナー」に任命しています。これまで12団体をオフィシャル・パートナーに任命し、活動の呼びかけや取りまとめを強化しました。
詳細は以下のグリーンウェイブウェブサイトを御覧ください。
(ウェブサイト)https://greenwave.undb.jp/index.html

オフィシャル ・パートナーによる活動の広がりについて
これまで12団体がオフィシャル・パートナーとして任命されましたが、パートナーの取りまとめによる取組実績は、以下のとおりでした。
<オフィシャル・パートナーが取りまとめた活動>(分母は今年の全体数)
参加団体数:303団体/393団体(約8割)  参加人数:0.8万人/2.0万人(約4割)
植樹本数:0.3万本/1.8万本(約2割)

美しい森林づくり推進国民運動「フォレスト・サポーターズ」
日本の森林が、「植えて、育てて、収穫して、上手に使って、また植える」という「森づくりの循環」を取り戻し、地球温暖化防止や生物多様性保全を促進していくために始められた「美しい森林づくり推進国民運動」を、全国の企業・NPOや国民一般の参加を得て拡げていくために、創設されました。
「森にふれよう」、「木をつかおう」、「森をささえよう」、「森と暮らそう」という「森のための4つのアクション」を呼び掛け、それぞれのアクションを実施する際に参考となる活動例やサポート団体等を紹介するとともに、具体的な実践ができるイベント等を紹介しています。美しい森林づくり推進国民運動では、グリーンウェイブ活動の広報や支援、参加への普及啓発等を行っています。
(ウェブサイト)http://www.mori-zukuri.jp/
(Facebookページ)https://www.facebook.com/foresapo/

平成31年2月26日付けプレスリリース
国連生物多様性の10年「グリーンウェイブ2019」の実施について
http://www.rinya.maff.go.jp/j/press/sanson_ryokka/190226.html

令和元年5月23日付けプレスリリース
国連生物多様性の10年「グリーンウェイブ2019」の取組の中間報告について
http://www.rinya.maff.go.jp/j/press/sanson_ryokka/190523.html

〈添付資料〉
「グリーンウェイブ2019」参加グループ・団体一覧(PDF : 283KB)
「グリーンウェイブ」オフィシャル・パートナー任命実施要領(PDF : 426KB)

お問合せ先

林野庁森林整備部森林利用課山村振興・緑化推進室

担当者:永田、今若
代表:03-3502-8111(内線6217)
ダイヤルイン:03-3502-8243
FAX番号:03-3502-2887