1. 　本18日午後3時05分頃から約15分間，茂木敏充外務大臣は，我が国の招待により訪日中のサティエンドラ・プラサド・フィジー共和国国連常駐代表（H.E. Dr. Satyendra PRASAD, Permanent Pepresentative of Fiji to the United Nations），ヴィリアミ・ヴァインガ・トネ・トンガ王国国連常駐代表（H.E. Mr. Viliami Va＇inga TONE, Permanent Representative of Tonga to the United Nations）による表敬を受けたところ，概要は以下のとおりです。

    1　茂木大臣から，両国国連常駐代表の訪日を歓迎した上で，「来年の日・フィジー，日・トンガ外交関係樹立50周年に向けて，海洋・島嶼国家として多くの利益を共有する両国と協力を強化したい，自由で開かれたインド太平洋の要として太平洋島嶼国地域を重視している」旨述べました。また，「国連創設75周年に向け国連安保理改革の具体的進展に向けて両国と連携を強化していきたい」旨述べました。

    2　これに対し，両国国連常駐代表から，海洋，気候変動をはじめ幅広い分野における協力への評価とともに太平洋諸島諸国に対する日本の支援に対して謝意が表明されました。また，「安保理改革を含む国際場裡の諸課題について協力を一層強化していきたい」旨述べました。

    3　さらに，双方は，太平洋島嶼国地域での安定・安全の確保，持続可能な発展，人的交流の活発化に向けて協力していくことを確認しました。