1. 1 11月12日から14日にかけて,外務省は,日本原子力研究開発機構(JAEA)の核不拡散・核セキュリティ総合支援センター(ISCN)の協力を得て,核物質及びその他の放射性物質の輸送セキュリティに関する国際シンポジウムを東京都内で開催しました。我が国は核セキュリティ分野における輸送セキュリティの強化を重視しており,2016年の核セキュリティ・サミットにおいてもリード国として輸送セキュリティに関する共同声明を取りまとめるなど,積極的な役割を果たしてきました。

    2 このシンポジウムには,核物質等の輸送セキュリティに関心を有する国々37か国,IAEA,IMO等の国際機関,原子力産業界,国内関係省庁等より,約120名が出席しました。

    3 このシンポジウムでは,参加国やIAEAの輸送セキュリティに携わる実務者から経験や取組,制度等についてグッドプラクティスの共有があったほか,輸送セキュリティに係る共通の課題について,活発な議論や意見交換が行われました。