1. 1 昨7日,スラバヤにおいて,第5回日・インドネシア領事当局間協議が開催されました。同協議には,日本側から明珍充外務省領事局外国人課長ほか関係者が,インドネシア側から,ウィナント・アディ外務省儀典・領事総局長代行(Mr. Winanto Adi, Acting Director General, Directorate General for Protocol & Consular Affairs, Ministry of Foreign Affairs of the Republic of Indonesia)ほか関係者が,それぞれ出席しました。

    2 今回の協議では,在外自国民の保護,我が国が来年4月に導入する次世代査証発給・渡航認証管理システムを含め,両国のビザ政策や出入国管理の在り方などについて協議し,両国間の更なる人的交流の活性化に向けて,引き続き領事分野で緊密に協力していくことを確認しました。

    3 次回協議は,東京において開催し,具体的日程等については,今後外交ルートを通じて調整していくこととなりました。

    [参考]次世代査証発給・渡航認証管理システム
     本件システムは,中国人に対する一次観光ビザを対象に指定旅行会社からのオンライン申請受付け,電子ビザの発給(査証シールの廃止)を行うほか,現在実施しているインドネシア人,アラブ首長国連邦人を対象に旅券情報の事前登録によるビザ免除措置についてオンラインによる登録申請の受付けを行うもの。いずれも2020年4月から開始予定(中国のオンライン申請受付けについては,一部在外公館で先行導入している)。これにより,利用者の利便性向上,ビザ業務の合理化,経費削減等が見込まれる。