令和元年11月1日(火)

 今朝の閣議においては,法務省の案件として主意書に対する答弁書が2件ありました。

閣僚辞任の法案審議への影響に関する質疑について

【記者】
 相次ぐ閣僚の辞任で,昨日も国会審議が止まり,衆議院本会議での会社法改正案の審議入りも先送りとなりました。法務省は,今国会で5つの法律案を提出し,成立を目指していますが,法案審議への影響と,今後どのように進めていくお考えかをお教えください。

【大臣】
 閣僚の辞任については,それぞれの閣僚の御判断でありますので,私からコメントをすることは差し控えたいと思います。
 他方,国会における審議日程についてお尋ねがございましたが,日程がタイトになっているということは御指摘のとおりであると思いますけれども,各法案の内容について御理解いただけるように,私からは,国会審議において真摯かつ丁寧な説明に努めてまいりたいと思います。

「政治とカネ」の問題に関する質疑について

【記者】
 前大臣の辞任の原因となりました,「政治とカネ」の問題についてですけれども,この「政治とカネ」の問題について,大臣のお考えをお聞かせ願います。
 もう1つ,前大臣の刑事責任については,今後司法機関が追求されるという理解でよろしいでしょうか。

【大臣】
 まず「政治とカネ」の問題についての見解に対する質問ですが,これに関しては,法令にのっとってしっかりと対応をしていくということ,そして,国民に対して説明責任を負っているというふうに理解をしております。
 それから2つ目の御質問でございますけれども,河井前大臣の件については,河井前大臣の御判断に関する事柄でありますので,私の立場からはコメントを差し控えさせていただきますし,また,捜査機関が行う活動の内容の事例に関するお尋ねについてはお答えを差し控えさせていただきたいと思います。

(以上)