1. 1 外務省は,11月13日(水曜日),三田共用会議所において,医療・保健分野の国連調達セミナーを開催します。

    2 外務省は,国際機関による調達への日本企業の参入促進を目的に,平成27年から国連ビジネス・セミナーを開催しており,今回は,医薬品や医療機器に対象を絞って開催するものです。

    3 本セミナーには,国連児童基金(UNICEF)東京事務所副代表の根本巳欧氏及び赤十字国際委員会(ICRC)物資調達課アジア担当のベンジャミン・フレイ氏が参加し,各機関の調達ニーズ等に関する説明が行われる他,個別相談セッションの機会を設ける予定です。

    [参考]国連調達
    (1)国連は途上国支援等のため物品・サービスを各国企業から購入しており,国連システム(29機関)の調達規模は約187億ドル(2018年)。調達対象は運輸,自動車,簡易住居,食料,医療機器,医薬品,建設機材,IT等,多岐にわたる。日本企業の国連調達への参入は,上記調達額の約0.7%に相当する約1.3億ドル(世界第38位)。

    (2)外務省は日本企業の参入を促進するため,国連調達部門等の参加を得て,平成27年(2015年)から国連ビジネス・セミナーを累計6回開催してきている。