2019年11月6日

本日開催した総合資源エネルギー調査会電力・ガス事業分科会電力・ガス基本政策小委員会において、2019年度夏季の電力需給実績及び冬季の電力需給見通し・対策を取りまとめました。
その結果を踏まえて、今冬は、安定供給に最低限必要とされる予備率3%を確保できる見通しですが、例年どおり、省エネなど無理のない範囲での節電の協力をお願いします。

1.背景・目的

東日本大震災以降、電力需給対策に万全を期すため、全国の電力需要が高まる夏と冬の電力需給について検証を実施してきました。
今般、総合資源エネルギー調査会電力・ガス事業分科会の下に設置されている「電力・ガス基本政策小委員会(以下「小委員会」という。)」において、2019年度夏季の電力需給実績及び冬季の電力需給見通し・対策を取りまとめました。

2.2019年度夏季の電力需給実績のポイント

  1. 9月上旬、台風15号の影響による全国的な気温の上昇に伴い、需要が増加し、一部のエリア(東京・中部・中国・九州)において予備率が低下しましたが、他エリアからの電力融通を受け、安定供給に最低限必要とされる予備率3%を下回ることはありませんでした。

  2. その他のエリアにおいても、2019年度夏季の電力需給については、全国で電力の安定供給に最低限必要とされる予備率3%を確保できる結果となりました。

3.2019年度冬季の電力需給見通し・対策のポイント

  1. 2019年度冬季の電力需給については、全国で電力の安定供給に最低限必要とされる予備率3%を確保できる見通しです。

  2. この結果を踏まえて、数値目標付きの節電要請は行わず、例年どおり、省エネなど無理のない範囲での節電の協力をお願いします。

関連資料

担当

電力・ガス事業部 電力基盤整備課
電力供給室長 森本
担当者:平田、野崎

電話:03-3501-1511(内線4761)
03-3501-1749(直通)
03-3580-8591(FAX)