1.事案の概要
 成田空港検疫所において、令和元年11月3日(日)に全日空NH936便(厦門(アモイ)高崎国際空港発、乗員7名、乗客94名)の成田国際空港到着時(19時30分)に、検疫官が検疫検査場を不在にしていたため、乗客に対して検疫が実施されずに入国する事案が発生し、別紙のとおり成田空港検疫所において記者発表を行っております。
 関係者の皆様にご心配・ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。

2.今後の対応
 現在のところ、体調不良等の申し出はないものの、成田空港検疫所において、乗客の連絡先を確認するとともに、乗客の健康状態について確認を行うこととしています。
 厚生労働省では、この事態を真摯に受けとめ、今後、このような事案が発生しないよう、連絡体制の徹底、再発防止策の構築について再度確認を行うように指示するとともに、職員に対する注意喚起と管理・監督の一層の徹底を図り、再発防止に努めてまいります。

別紙 成田空港検疫所における検疫未実施事案について