2019年11月5日

牧原経済産業副大臣は、RCEP閣僚準備会合および、日タイ企業連携プロジェクトの署名式に出席するため、11月1日(金曜日)から11月4日(月曜日)まで、タイ王国を訪問しました。また、この機会を捉え、オーストラリアのバーミンガム農業大臣兼貿易・観光・投資大臣、ニュージーランドのオコナ―貿易・輸出振興副大臣、インドのゴヤル商工大臣、シンガポールのチャン貿易産業大臣、タイのソムキット副首相と二国間会談を行いました。

1.日タイ企業連携署名式及びタイ・ソムキット副首相との二国間会談

  • 日本側からは牧原経済産業副大臣及び佐渡島大使、タイ側からは、ソムキット副首相らが立ち会いの下、日タイの大企業及びスタートアップが連携してオープンイノベーションを進める6つのプロジェクトに関して、協力覚書が締結されました。
  • 経済産業省では、アジア新興国企業との連携を促し、社会課題解決に資する新しいビジネスの共創を通じて、日本の産業構造転換を図る「アジアDX」構想を推進しています。未来投資会議でも、安倍総理から「新興国企業との連携」が指示されています。今回の取組をその具体化第一弾と位置付け、今後のアジアDX政策の推進力としていきます。
  • また、署名式に先立って行われたソムキット副首相との会談では、今後、両国政府が協力して、イノベーティブな企業連携の重要性を発信していくことなどについて認識を共有しました。

2.二国間会談

RCEP閣僚準備会合に先立ち、オーストラリアのバーミンガム貿易・観光・投資大臣、ニュージーランドのオコナ―貿易・輸出振興副大臣、インドのゴヤル商工大臣、シンガポールのチャン貿易産業大臣と二国間会談を行い、RCEPの議論を中心に率直な意見交換を行いました。

  • バーミンガム貿易・観光・投資大臣との会談
  • オコナ―貿易・輸出振興副大臣との会談
  • ゴヤル商工大臣との会談

3.RCEP閣僚準備会合

11月1日に開催された、RCEP閣僚準備会合に出席しました。同会合では、4日に開催された第3回RCEP首脳会議に先立ち、年内妥結を目指して大詰めを迎えている交渉の現状を確認した上で、残された政治的論点についての議論を行い、首脳への報告内容や首脳会議後の発表内容等について議論を行いました。 その後、閣僚準備会合で議論された共同首脳声明案等について、関係国との調整や非公式会合への出席を行いました。

担当

  • 通商政策局 アジア大洋州課長 藤澤(日タイ企業連携署名式、タイなどとの会談)
    担当者: 北村(タイなどとの会談)、菊池(日タイ企業連携署名式)

    電話:03-3501-1511(内線 3011~3015)
    03-3501-1953(直通)
    03-3501-5898(FAX)

  • 通商政策局 経済連携課長 山口(RCEP閣僚会合)
    担当者:清水

    電話:03-3501-1511(内線 2981~2984)
    03-3501-1595(直通)
    03-3501-1592(FAX)

  • 通商政策局 南西アジア室長 三宅(インドとの会談)
    担当者:前田

    電話:03-3501-1511(内線 2987)
    03-3501- 1836(直通)
    03-3501- 5898 (FAX)