1.  本1日午後3時から約30分間,若宮健嗣外務副大臣は,中満泉(なかみつ いずみ)国連事務次長・軍縮担当上級代表による表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。

    1 冒頭,中満上級代表から,明年の核兵器不拡散条約(NPT)運用検討会議は重要な会議であり,安全保障環境が厳しい中でも,NPT体制を堅持することが各国の共通の利益である旨述べました。

    2 これに対し,若宮副大臣から,核軍縮をめぐって様々な立場があるが,そうした中であるからこそ,NPT体制を維持・強化することが重要であり,国際社会がその重要性を再確認することが必要である旨述べるととともに,2020年NPT運用検討会議で意義ある成果を見い出せるよう,国連とも協力したい旨述べました。

    3 双方は,軍縮・不拡散分野における様々な問題について意見交換を行い,日本と国連が今後も緊密に協力していくことで一致しました。