2019年10月30日
宮本経済産業大臣政務官は、10月23日(水曜日)から10月25日(金曜日)にかけて、スロバキア共和国及びフランス共和国に出張しました。
スロバキア共和国では、JETROが実施するスロバキアビジネスミッションに同行し、日本企業、スロバキア企業と日本企業のスロバキア進出に関して意見交換を行いました。さらに、シモンチッチ・スロバキア貿易投資庁長官と日スロバキア間の経済協力に関し意見交換を行いました。
フランス共和国では、OECDが主催したデジタル貿易に関する会合に参加し、G20大阪サミットの機会に立ち上げられた「大阪トラック」の下での取組の推進をOECD諸国やその他の国々のWTO交渉関係者や産業界に働き掛けました。
1.スロバキア共和国
(1)JETRO スロバキアビジネスミッションへの参加
日本企業、スロバキア企業間のネットワーキング会合では、冒頭挨拶において日スロバキア経済の最近の発展を歓迎した後、参加した日本企業、スロバキア企業との間で日本企業のスロバキア進出の可能性について意見交換を行いました。
スロバキアのセキュリティ関連ソフトウェアを開発するESET社を訪問し、同社の今後の事業展開やスロバキアの事業環境等について意見交換を行いました。
(2)シモンチッチ・スロバキア貿易投資庁(SARIO)長官との会談
JETROと同庁の協力関係の進展を歓迎するとともに、二国間経済関係の発展等について意見交換を行いました。
2.フランス共和国(「大阪トラック」関連イベントへの参加)
OECDによる「貿易に関するグローバルフォーラム」において、デジタル貿易に関する特別セッションが開催され、OECD加盟国を中心とした各国政府、WTO等国際機関及び産業界からの参加者の間で、デジタル経済のルール作りに関する議論が行われました。
この特別セッションに参加した宮本政務官からは、G20大阪サミットの機会に我が国が主導する形で立ち上げた、デジタル経済に関する国際的なルール作りを行う「大阪トラック」の下でのルール作りの推進を働き掛けました。
加えて、産業界からもデジタル経済に関する国際的な議論の論点整理に向けたOECDへの期待などの見解が表明され、信頼に基づく自由なデータ流通の重要性等についての活発な議論が参加者の間で行われました。
担当
スロバキア共和国
通商政策局 欧州課 企画調整官 松本
担当者:松田、山田
電話:03-3501-1511(内線 3001~4)
03-3501-1096(直通)
03-3501-5873(FAX)
フランス共和国
通商政策局 国際経済課長 寺本
担当者:柏原、丸山
電話:03-3501-1511(内線 2971~4)
03-3501-1990(直通)
03-3580-8746(FAX)