日時 令和元年10月29日(火曜日)8時30分~8時34分 於:本省会見室
主な質疑事項
  • 台風による農林水産業への被害状況及び支援対策について

記者

  台風大雨被害に関連しまして2つお尋ねします。 1つはですね、現時点の被害状況を把握されているものと、あと19号の被害を受けた追加対策の検討状況を教えてください。
  2点目です。河野防衛大臣が昨日、「私はよく地元で雨男と言われた。」と。「大臣になってから既に台風が3つ来た。」という発言をされました。被災された方々にとってはなかなか受け入れがたい発言だと思いますが、大臣はどのようにお考えですか。

大臣

  19号と15号を足して、1,778億円ということでありまして、更には21号でですね、私どもとして大変申し訳なく思っているのが、板倉町で起こりました林野関連の山地災害で、これは1名の方がお亡くなりになっていますので、哀悼の意を捧げたいと思っております。それからため池等で2か所、防災重点ため池が2つやられてしまいました。しかし、人的被害はありませんでしたけれども、ため池の管理、これからですね、重点的にやる必要があるなということを感じております。
  あと、河野大臣の御発言については、私の方からはコメントはちょっと差し控えさせていただければと思います。

記者

  追加的な支援の検討状況ですね、浸水した米だったり、果樹の植え替えだったりとか、どういった点を検討中でしょうか。

大臣

  まだ具体的にですね、これをこうするということまでは申し上げられませんが、官邸での会議でもですね、これだけ次に次に被さるように災害が起きてくると営農意欲が、営農継続意欲が、再開の意欲が著しく低下している現状がありますので、やはり国がそこまで支援を考えてくれるのであれば、頑張ろうかなというですね、気持ちになっていただける、もちろん十二分なものは、委員会でも申し上げましたけれども、政治には限界がありますので、10失ったものを10そのままお返ししますということはできないかもしれませんが、しかし官房長官からも補正予算の御発言もあったことでありますから、省議メンバーには、思い切ったものを我々としては考えて、財務当局とも議論をしたいということを申し上げております。

報道官

  ほかにございませんでしょうか。よろしいですか。それでは、以上で会見を終わります。

以上