2019年10月29日
特許庁、中国経済産業局は、令和元年12月11日(水曜日)に、「知財のミカタ~巡回特許庁 in 岡山~」を開催します。岡山県では初の開催になります。世界に誇る「メイド・イン・ジャパンの技術」であるインスタントラーメンの開発秘話と知的財産について、元 日清食品ホールディングス株式会社 知的財産部部長の加藤氏に御講演いただくほか、地域の魅力を再認識できる地域ブランドフェアも併催します。また、中国全域で出張面接を集中的に実施します。
1.「知財のミカタ~巡回特許庁 in 岡山~」とは
知財は、「自分には関係ない」、「難しそう」といった知財の“見方”を変え、知財を“味方”にして活用するきっかけ作りを目的に、全国各地で「知財のミカタ~巡回特許庁~」というイベントを開催しています。
豊富な農林水産地域資源や伝統工芸品のある岡山県で、ブランディングに関するセミナー・イベントを開催し、農業関係者、地域ブランド関係者、自治体などの幅広い皆様へ、知財活用によるマーケティング強化についてわかりやすくお伝えします。
2.開催概要
(1)知財のミカタ~巡回特許庁in 岡山~
開催日:令和元年12月11日(水曜日)12時15分~16時00分
開催場所:ピュアリティまきび(岡山県岡山市北区下石井2-6-41)
プログラム(詳細は別添リーフレット参照)
メインセッション
日本が生んだ世界食インスタントラーメン -大ヒットの舞台裏-
世界に誇る「メイド・イン・ジャパンの技術」として、戦後の大発明ともいわれているインスタントラーメン。その産業界の成り立ちや発展の歴史、とりわけ知的財産の重要性と戦略論について、「ヒット商品の舞台裏」を分かりやすく解説します。
講演者:新潟食料農業大学 客員教授/元 日清食品ホールディングス株式会社 知的財産部部長 加藤 正樹 氏
個別セッション
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たま駅長の奇跡 -ブランディングと地域再生の成功例-
赤字路線として廃線の危機にあった和歌山電鐵貴志川線は、たま駅長という一匹の猫によってブランド化され、劇的な再生を果たしました。その過程と取組について、和歌山電鐵を運営する両備グループ代表兼CEOであり、貴志川線と地域の再生に尽力した小嶋氏がわかりやすく解説します。 -
農林水産業、知財の収穫もお忘れなく -知財の収穫(活用)が、もうけの花道-(日本弁理士会併催イベント)
肥料のやり方や養殖生け簀の設置法における工夫も知的財産になり得ます。また、農林水産物のブランド化も活発です。農林水産業において知的財産を活用し、付加価値を生み出す方法を、知財の専門家が御説明します。
何でも相談コーナー(申込不要)
INPIT岡山県知財総合支援窓口の支援担当者、岡山県よろず支援拠点のコーディネーター、GI(地理的表示)サポートデスク担当者、特許庁の審査官が、知財や経営に関するお悩み・御相談に対応します。
(2)地域ブランドフェア
開催日:令和元年12月11日(水曜日)11時00分~17時00分
開催場所: イオンモール岡山1階 未来スクエア(岡山市北区下石井1丁目2番1号)
地域に根差した産品の名称を保護する「地域団体商標制度」。地域ブランドフェアでは、中国地域の地域団体商標の魅力を、試食・試飲・体験型の展示等を通じてお伝えします。また地域ブランド同士がコラボして生まれた新商品について、その成果と可能性について報告会(15時45分~16時45分)を開催します。是非お気軽にお立ち寄りください。
(3)出張面接
開催期間:令和元年12月11日(水曜日)~11月19日(火曜日)
開催場所:中国全域(鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県)
3.参加申込方法
プログラム・参加申込等の詳細は、以下のホームページをご覧ください。
関連資料
関連リンク
担当
特許庁 総務部 普及支援課長 佐野
担当者:大谷、太田、金原
電話:03-3581-1101(内線 2107)
03-3501-5878(直通)
03-3506-8615(FAX)