2019年10月26日

10月26日(土曜日)、経済産業省は、鉄鋼の過剰生産能力に関するグローバル・フォーラム閣僚会合を開催しました。会合では、梶山経済産業大臣が議長、牧原経済産業副大臣が議長代理を務め、議長声明及び議長報告書を発出しました。

1.概要

日時
10月26日(土曜日)

場所
ホテル椿山荘東京

参加国・地域
日本(議長)、ブラジル(共同議長)、ロシア(同)、中国、EU、インド、米国等、32の国・地域及びOECD

2.議論の内容

鉄鋼の過剰生産能力に関するグローバル・フォーラムは、2016年のG20杭州サミットで設立が合意されたものです。本日の議論の中では、鉄鋼業の世界経済にとっての重要性について、全ての国が改めて認識を共有しました。そして、このフォーラムの3年間の活動について高く評価することについても、概ね意見の一致が見られました。

また、大多数のメンバーは、鉄鋼グローバル・フォーラムの次のステップに関する記述を含む閣僚報告書の草案について、コンセンサスに加わる意思を表明しました。 しかし、「鉄鋼グローバル・フォーラムはその目的を達成しており、終了すべきである」との意見がある中で、完全なコンセンサスは得られませんでした。

日本は議長として、大多数のメンバーがこれまでの進め方を基礎に鉄鋼の過剰生産能力問題に関する取組を継続することに合意したことに留意し、今後は、各国が個別に、又は協力して取組を継続していくことについて期待を述べました。

3.成果文書

担当

製造産業局金属課長 黒田、同企画官 宮崎
担当者: 佐志田、中山
電話:03-3501-1511(内線 3661)
03-3501-1926(直通)
03-3501-0195(FAX)