令和元年10月25日、安倍総理は、総理大臣官邸で会見を行いました。

 総理は、菅原一秀経済産業大臣辞任について次のように述べました。

「先ほど、菅原経済産業大臣から、自らの政治資金の問題で様々な報道がなされ、大切な国会審議の時間が自らの問題に割かれる事態となってしまった。課題が山積する経済産業行政において、自らの問題において停滞があってはならないし、それは私の本意ではない。よって、辞任したいとの申し出があり、受理いたしました。
 任命責任は私にあり、こうした事態になってしまったことに対しまして、国民の皆様に深くお詫びを申し上げます。
 産業政策、通商政策、エネルギー政策といった重要な行政、政策立案分野において、一刻の停滞も遅滞も許されません。そこで、後任の経済産業大臣に以前安倍内閣の閣僚として手腕を振るった梶山弘志(かじやまひろし)さんにお願いすることといたしました。梶山さんは安倍内閣において、地方創生担当大臣として、地方の産業活性化、また規制改革に取り組み成果を上げていただいた。そうした経験をいかして幅広い経済産業行政においてその舵(かじ)取りを担ってもらいたいと考えています。」

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