1.  本23日,午後4時40分頃から約25分間,茂木敏充外務大臣は,エルネスト・アラウージョ・ブラジル連邦共和国外務大臣(H.E. Mr Ernesto Araujo, Minister of Foreign Affairs of the Federative Republic of Brazil)と外相会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

    1 茂木大臣から,アラウージョ外相の初めての訪日を歓迎した上で,「基本的価値を共有する重要な戦略的グローバル・パートナーであるブラジルとの関係を一層強化したい」旨述べました。これに対し,アラウージョ外相から,ブラジルと日本の強固な関係に言及しつつ,「歴史的な式典である即位礼正殿の儀に参列できたことは日・ブラジルの特別な関係の証左である」旨述べました。

    2 茂木大臣から,ボルソナーロ政権の諸改革への取組を高く評価しつつ,「ブラジルに進出する日本企業も,投資環境改善につながる年金改革・税制改革を高く評価している」旨述べました。これに対し,アラウージョ外相から,「ブラジルは必要な改革に取り組み,新しいブラジルとして生まれ変われようとしているが,そのような時こそ,日本との関係を次のレベルに引き上げ一層強化していきたい」旨述べました。

    3 両外相は,二国間の関係を一層強化するためにも様々な分野で引き続き緊密に協力していくことを確認しました。