1.  本21日,午後3時35分頃から20分間,茂木敏充外務大臣は,サイモン・ロバート・コフェ・ツバル法務・通信・外務大臣(Hon. Simon Robert KOFE, Minister of Justice, Communications and Foreign Affairs of Tuvalu)との間で会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

    1 冒頭,茂木大臣から,「即位礼正殿の儀にコフェ外務大臣をお迎えできることは光栄である。本年は日・ツバル外交関係樹立40周年という記念すべき年であり,これを機に両国関係を更に深化させたい,来年半ばにフィジーで開催予定の太平洋・島サミット中間閣僚会合において,共同議長として緊密に連携していきたい」旨述べました。

    2 これに対し,コフェ外務大臣から,これまでの日本からの支援は重要な役割を果たしている旨述べ,謝意が表明されるとともに,ツバルにおいては先月新政権が発足したが,日本との関係を重視しており,引き続き協力を強化していきたい旨述べました。

    3 両者は,太平洋・島サミット中間閣僚会合,気候変動や国際場裡における協力等において,今後も緊密に連携していくことで一致しました。

    4 その他,両者は,北朝鮮問題を始めとする地域情勢についても意見交換を行いました。また,茂木大臣から,拉致問題の早期解決に向けた理解と協力を求めました。