ブルキナファソに対する食料安全保障改善のための無償資金協力に関する書簡の交換

1　10月14日（現地時間同日），ブルキナファソの首都ワガドゥグにおいて，我が方池﨑保駐ブルキナファソ大使と先方アルファ・バリー外務・協力大臣（H.E.Mr. Alpha BARRY, Minister of Foreign Affairs and Cooperation）との間で，供与限度額を3億円とする無償資金協力「食糧援助」に関する書簡の交換が行われました。

2　ブルキナファソでは，干ばつや大雨による穀物不足の影響が現在も続いており，未だ同国における食糧事情は厳しいほか，同国北部及び東部における治安悪化が深刻化しており，農地を離れて国内避難民となる農民が急増しています。

3　この協力は，食料不足に直面している同国に対し，食料安全保障と栄養状態の改善等を目的として，我が国政府米（約4，300トン）による食糧援助を実施するものです。

4　我が国は，2019年8月に開催した第7回アフリカ開発会議（TICAD7）において，「強靱かつ持続可能な社会の構築への貢献」を表明（PDF）「強靱かつ持続可能な社会の構築への貢献」を表明しており，この協力は同表明を具体化するものです。