令和元年10月11日
水産庁

令和元年10月14日(月曜日)から10月17日(木曜日)まで、ケープタウン(南アフリカ共和国)において「みなみまぐろ保存委員会(CCSBT)第26回 年次会合」が開催されます。
なお、会議は非公開です。ただし、冒頭カメラ撮りのみ可能です。

1.みなみまぐろ保存委員会(CCSBT)とは

「みなみまぐろ保存委員会(CCSBT *1)」は、ミナミマグロの保存及び最適利用の確保を目的とし、平成6年(1994年)に設立された地域漁業管理機関です。毎年開催される年次会合において、総漁獲可能量(TAC *2)及び割当量等の資源管理措置が議論され、決定されています。
 *1 CCSBT: Commission for the Conservation of Southern Bluefin Tuna
 *2 TAC: Total Allowable Catch

2.開催日程及び場所

日程:令和元年10月14日(月曜日)~10月17日(木曜日)
場所:ケープタウン(南アフリカ共和国)

3.参加予定国・地域

日本、豪州、ニュージーランド、韓国、インドネシア、南アフリカ、EU及び台湾

4.我が国出席者

太田 愼吾(おおた しんご) 水産庁 資源管理部 審議官(政府代表)ほか、水産庁、外務省、国立研究開発法人 水産研究・教育機構及び関係業界の関係者 

5.主要議題

(1) ミナミマグロの資源管理
ミナミマグロの資源状態に応じて総漁獲可能量(TAC)を自動的に算出するプログラムの改定について議論が行われます。

(2) その他
平成30年(2018年)漁期における各メンバーの資源管理措置の遵守状況についてレビューが行われます。

6.参考

(1)我が国は、はえ縄漁船約90隻がミナミマグロを漁獲しています。

(2)昨年開催された第25回年次会合において、令和元年(2019年)から令和2年(2020年)のミナミマグロのTAC及び割当量は、下表のとおりとすることが確認されています。

  2019-2020年
(各年)
日本 6,165 t(*3)
豪州 6,165 t
韓国 1,240.5 t
台湾 1,240.5 t
ニュージーランド 1,088 t
インドネシア 1,002 t
南アフリカ 423 t
EU 11 t
フィリピン
調査漁獲枠(*4) 6 t
TAC 17,647 t

 *3 我が国の割当量は各年6,165トンとなるが、このうちインドネシアに各年21トン、南アフリカに各年27トンが、平成30年(2018年)から令和2年(2020年)の3年間限りの措置として移譲される。
 *4 メンバーが実施する科学調査のための枠

7.その他

会議は非公開ですが、冒頭のカメラ撮影は可能です。
報道対応については、以下の「お問合せ先」へお問い合わせください。

<添付資料>
みなみまぐろ保存委員会(CCSBT)の概要

お問合せ先

資源管理部国際課

担当者:三輪、飯岡
代表:03-3502-8111(内線6747)
ダイヤルイン:03-3591-1086
FAX番号:03-3504-2649