2019年10月10日

10月9日(水曜日)、首相官邸において、安倍総理主催の「グリーンイノベーション・サミット」を開催しました。同サミットでは、今週開催されている一連の国際会議(TCFDサミット、ICEF、RD20)の代表者が集まり、脱炭素社会の実現に向け、非連続なイノベーションを加速化していく方策について、意見交換が行われ、参加者のコミットメントが示されました。また、サミット終了後、国内外の有識者約250人を集めたレセプションを開催しました。

(1)概 要

日時

10月9日(水曜日) 17:30~17:50

場所

首相官邸

参加人数

約20人

(2)議論の内容

冒頭、一連の国際会議(TCFDサミット、ICEF、RD20)の代表より、G20で合意された環境と成長の好循環の実現に向けて、産業界、金融界、研究者としても具体的な取組を強化していく旨の提言書が手交されました。

総理からは、日本としても、①世界の叡智を結集させるための「ゼロエミッション国際共同研究拠点」を立ち上げること、②年内に「革新的環境イノベーション戦略」を策定し、環境・エネルギー分野に、10年間で30兆円の官民の研究開発投資を目指すこと、③金融機関等が環境投資を評価する指針として「グリーン投資ガイダンス」を策定したこと、を発表しました。

参加者からは、ESG投資の大きな流れと情報開示の重要性、気候変動問題の解決に果たすイノベーションの役割、水素社会の実現に向けた日本への期待などの発言がありました。
会合終了後、国内外の産業界、金融界、研究者の相互の交流を深め、連携を加速化する場として、関係者約250名を集めたレセプションを開催しました。 

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担当

産業技術環境局環境政策課長 若林
担当者: 鬼塚、奈良

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