2019年10月9日

近年、過剰設備を背景とした不当な安値輸出等が増加する中で、公正な競争環境の回復に向けたアンチダンピング(AD)の活用が世界的に増えています。
本セミナーでは、WTO事務局、豪州調査当局、日本・海外の法曹界、日本の産業界から講演者及びパネリストを招き、ADの最近の世界動向や他国の発動事例を紹介しつつ効果的な活用に向けて説明し議論します。

1 概要・目的

アンチダンピング(AD)とは、他国が不当に安い価格で製品を輸出し、輸入国の国内産業に損害を与えている場合に、ダンピング価格を正常な価格に是正する目的で輸入国において賦課される特別な関税措置であり、世界貿易機関(WTO)の協定上認められているものです。
近年、グローバルレベルでの競争の激化や過剰生産等を背景に、公正な競争環境の回復に向けたAD措置の活用が世界的に増えています。AD措置の発動件数は、2011年と2018年を比較すると世界全体で約2倍に増加しました。
本セミナーでは、WTO事務局、豪州調査当局、日本・海外の法曹界、日本の産業界から講演者及びパネリストを招き、ADの最近の世界動向や他国の発動事例を紹介しつつ効果的な活用に向けて説明し議論します。

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2 日時・場所等

日時:2019年10月29日(火曜日)13時30分-15時50分(開場13時00分)

場所:TKP赤坂駅カンファレンスセンター ホール13A(東京都港区赤坂2丁目14-27国際新赤坂ビル東館13F)

開催言語:日本語、英語(同時通訳有り)

プログラム:アンチダンピング制度の世界の動向
アンチダンピング制度の活用に向けた豪州の取り組み
弁護士から見た企業のアンチダンピング制度の効果的活用
パネルディスカッション/Q&A

※詳細は以下のホームページをご覧下さい。

経産省HP貿易救済措置ページでのセミナー案内

3 申し込み

2019年10月25日(金曜日)17時00分までに、下記よりお申込みください。

担当

貿易経済協力局貿易管理部
特殊関税等調査室長 平林
担当者:飯田、松島

電話:03-3501-1511(内線3256~8)
03-3501-3462(直通)
03-3501‐0992(FAX)