1.  9月30日から10月3日まで,中山展宏外務大臣政務官は,総理特使として,パラオ独立25周年式典に出席するため,パラオ共和国を訪問したところ,概要は以下のとおりです。

    1 パラオ独立25周年式典
     10月1日,中山政務官は,首都マルキョクの国会議事堂において開催されたパラオ独立25周年式典に出席しました。式典は中山政務官のほか,ジョージ・ミクロネシア連邦副大統領,各国大使等の列席の下,国歌斉唱,バウレス上院議員からの挨拶,レメンゲサウ大統領の演説等を含め,約2時間にわたり執り行われました。同式典では,中山政務官が携行した安倍総理大臣のメッセージが読み上げられました。

    2 レメンゲサウ・パラオ大統領表敬
     また,中山政務官は,滞在中トミー・E・レメンゲサウ・Jr.パラオ共和国大統領(H.E. Mr. Tommy E. REMENGESAU, Jr., President of the Republic of Palau)に表敬しました。
     表敬では,中山政務官から,パラオ独立25周年に祝意を述べると共に,日・パラオ外交関係樹立25周年を契機に両国関係を更に深化させたい旨述べたのに対し,レメンゲサウ大統領から,中山政務官の式典出席を歓迎するとともに,両国関係の一層の発展に対する期待が表明されました。双方は,経済協力や漁業等に関する二国間協力についても意見交換を行いました。

    • 画像2

      レメンゲサウ大統領表敬

    3 その他
     その他,中山政務官は,マルグ・パラオ国務大臣および式典に出席したジョージ・ミクロネシア連邦副大統領とそれぞれ懇談を行いました。

    • 画像2

      マルグ国務大臣との会談

    4 視察等
     2日,中山政務官は,日本の経済協力のプロジェクトサイトであるパラオ国際珊瑚礁センター,パラオ海洋養殖普及センター及びパラオ国際空港を視察しました。また,第2次大戦の激戦地であるペリリュー島を訪問して西太平洋戦没者の碑へ献花を行いました。

    • 画像2

      慰霊碑での献花