令和元年9月30日
農林水産省


林野庁は、平成17年度から、木材を利用することの意義を広め、木材利用を拡大していくための国民運動として、「木づかい運動」を展開しています。
特に、10月は「木づかい推進月間」としており、今年も様々なイベントが全国各地で開催されます。是非御参加頂き、「木」を使う暮らしを送ってみましょう。
なお、ウッド・チェンジとは、木造のイメージをチェンジ、低層非住宅・中高層建築物を木造にチェンジ、持続可能な社会へチェンジ、することを目指して木材需要を拡大する活動です。

1.概要

日本は国土面積の約3分の2を森林が占める、世界でも有数の森林国です。森林面積の約4割は人が木を植えて育てた人工林で、現在、戦後に造林された多くの人工林が、本格的な利用期を迎えています。人工林の資源量は年々増加しているにもかかわらず、十分に使われていないのが現状です。
木材を使うことは、「伐って、使って、植えて、育てる」という人工林のサイクルの一部です。十分に成長した木を伐って使い、また新たに苗木を植え、育てていくことで、未来につながる森林の持続的なサイクルが保たれます。 林野庁では、木材を利用することの意義を皆さんに知っていただき、暮らしの中に木材製品を取り入れて、日本の森林を育てる運動として、「木づかい運動」を展開しています。今年も、10月を「木づかい推進月間」として、各地で様々なイベントが集中的に開催されます。

「木づかい運動」の詳細については以下のホームページを御覧ください。
http://www.rinya.maff.go.jp/j/riyou/kidukai/top.html

2.実施期間

令和元年10月1日(火曜日)~31日(木曜日)

3.実施主体

林野庁、関係省庁、地方公共団体、関係団体、NPO法人等

4.具体的な取組内容

(1)推進月間中の主なイベント等

木づかい推進月間中に開催されるイベント等の主なスケジュールについては、末尾の<添付資料>「令和元年度木づかい推進月間中の主なスケジュール」を御参照ください。

注) その他、地方公共団体や関係団体が実施主体となり、全国で様々なイベントや普及活動が行われます。木工ワークショップなど、参加型のイベントも多数あります。イベントについては、「木づかい・木育イベント情報」のページ(http://www.rinya.maff.go.jp/j/riyou/kidukai/event/Oct2019.html)を御参照ください。

(2)木づかい連携イベント

本年度の木づかい推進月間には、都内でも各都道府県や店舗等の協力により、複数のアンテナショップでの木づかいイベントや、関係団体が行う木づかいに関連するイベントが開催されます。地域材を活かした製品の展示・販売やこども向けワークショップの他、木材利用について学ぶシンポジウムなど多様なイベントが予定されています。
詳細は「木づかい推進月間」のページ(http://www.rinya.maff.go.jp/j/riyou/kidukai/gekkan.html)から御覧ください。

(3)広報誌への記事掲載

林野庁情報誌「林野-RINYA-」9月号に、特集記事「木づかい推進月間 イベント紹介」を掲載しました。全国で開催される木づかいのイベントの一部を抜粋して取り上げています。掲載記事は以下のリンクを御参照ください。
http://www.rinya.maff.go.jp/j/kouhou/kouhousitu/jouhoushi/3109.html

5.参考

木づかいブックでは、身近に使える木製品や訪れてみたい木の施設を御紹介しているほか、木の良さや木材を利用する意義についても御紹介しています。
ブックの全体版は以下のリンクを御参照ください。
http://www.rinya.maff.go.jp/j/riyou/kidukai/kidukai_book2017.html

<添付資料>
令和元年度木づかい推進月間中の主なスケジュール

お問合せ先

林野庁林政部木材利用課

担当者:消費対策班 道明、小島
代表:03-3502-8111(内線6122)
ダイヤルイン:03-6744-2298
FAX番号:03-3502-0305

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