令和元年9月27日
林野庁

林野庁は、平成30年の木材需給に関するデータを集約・整理した「木材需給表」を取りまとめました。
総需要(供給)量は、8,247万8千立方メートル(丸太換算。以下同じ。)で前年に比べ0.8%増加しました。
国内生産量は、3,020万1千立方メートルで前年に比べ1.8%増加しました。
輸入量は、5,227万7千立方メートルで前年に比べ0.2%増加しました。
木材自給率は、0.4ポイント上昇して36.6%となり、平成23年から8年連続で上昇しています。

1.木材需給表の概要

林野庁は、毎年(1月~12月)の木材需給の状況を明らかにするため、「木材需給表」を作成しています。
木材需給表では、農林水産省「木材統計調査」、財務省「貿易統計」、林野庁「特用林産物生産統計調査」、「木質バイオマスエネルギー利用動向調査」等を活用して、我が国の木材の需要・供給量を丸太換算し、用材(製材品や合板、パルプ・チップ等に用いられる木材)、しいたけ原木及び燃料材に区分して取りまとめています。

2.木材の需要

平成30年の木材の総需要量は8,247万8千立方メートルとなりました。前年と比較すると62万4千立方メートル(0.8%)増加しました。
これは前年に比べ、用材が55万8千立方メートル(0.8%)減少したこと、しいたけ原木が3万7千立方メートル(11.9%)減少したこと、燃料材が122万立方メートル(15.6%)増加したことによります。

3.木材の供給

(1)国内生産
平成30年の国内生産量は、3,020万1千立方メートルとなりました。前年と比較すると54万1千立方メートル(1.8%)増加しました。
これは前年に比べ、用材が36万8千立方メートル(1.6%)増加したこと、しいたけ原木が3万7千立方メートル(11.9%)減少したこと、燃料材が21万1千立方メートル(3.5%)増加したことによります。

(2)輸入
平成30年の輸入量は、5,227万7千立方メートルとなりました。前年と比較すると8万3千立方メートル(0.2%)増加しました。
これは前年に比べ、用材が92万5千立方メートル(1.8%)減少したこと、燃料材が100万8千立方メートル(57.1%)増加したことによります。

4.木材自給率の動向

平成30年の木材自給率は36.6%となりました。前年に比較すると0.4ポイント上昇しました。木材自給率は、平成23年から8年連続で上昇しています。

<添付資料>
平成30年木材需給表(PDF : 311KB)
木材供給量及び木材自給率の推移(グラフ)(PDF : 70KB)

お問合せ先

林政部企画課

担当者:統計調査班 幸地、畠
代表:03-3502-8111(内線6061)
ダイヤルイン:03-6744-2219
FAX番号:03-3593-9564

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