2019年9月18日

特許庁、関東経済産業局は、令和元年11月11日(月曜日)に、「知財のミカタ~巡回特許庁in新潟~」を開催します。「知財×農業ICT」をテーマに実際にICTを駆使した「スマート農業」に取り組む企業の挑戦を紹介するほか、「デザイン経営」を実践している県内企業のパネルディスカッションや、農産品等地域資源を活かしたブランド育成の秘訣、中小企業の知財を活用した経営戦略などのプログラムを用意しています。また、広域関東圏全域で出張面接を集中的に実施します。

  • 知財のミカタの画像

1.「知財のミカタ~巡回特許庁in新潟~」とは

知財は、「自分には関係ない」、「難しそう」といった知財の“見方”を変え、知財を“味方”にして活用するきっかけ作りを目的に、全国各地で「知財のミカタ~巡回特許庁~」というイベントを開催しています。

豊富な地域資源を持ち、巧みな技や優れたデザインを持った企業等が集積する新潟県で、経営に活用できる様々なテーマのセミナー等を開催し、企業経営者、製品開発担当者、農業関係者、加工品製造者、地域ブランド関係者、自治体などの幅広い皆様へ、ビジネスに役立つ様々な知財をわかりやすくお伝えします。

2.開催概要

(1)知財のミカタ~巡回特許庁in新潟~

開催日:令和元年11月11日(月曜日)
開催場所:公益財団法人燕三条地場産業振興センター(新潟県三条市須頃1丁目17番地)

プログラム(詳細は別添リーフレット参照)

メインセッション

下町ロケットに学ぶ中小企業の新事業挑戦 -新潟をもっと元気にするために、知財と農業ICTでできること-
ドラマ「下町ロケット」にも取り上げられた、日本の農業を救うカギとなる情報通信技術(ICT)を活かした「スマート農業」とは?実際に「スマート農業」に取り組む2社の挑戦を紹介しながら、ドラマと所縁のある鮫島弁護士を交え、渡辺広治氏(株式会社クボタ アグリソリューション推進部 技術顧問)・長井啓友氏(ウォーターセル株式会社 代表取締役)によるパネルディスカッションを行います。

個別セッション

  1. 企業価値を高めるデザイン戦略 -デザインを経営に活かす戦略とは-
    今話題の「デザイン経営」を行っている県内企業である、株式会社スノーピークと藤次郎株式会社の取組を紹介しながら、「デザイン経営」の第一人者、林千晶氏(株式会社ロフトワーク 代表取締役)をモデレータに加え、三者によるパネルディスカッションを行います。

  2. 地域ブランドの作り方
    地域ブランドをどうやってつくるのか、そしてブランド化に必要なものとはなんなのか。地域の魅力あふれる農林水産物やその加工品等におけるブランド化の”育成”から”ブランド力向上”までの秘訣を永瀬正彦氏(有限会社永瀬事務所『バイヤーズ・ガイド』編集発行人)が紹介します。

何でも相談コーナー(申込不要)

セミナー当日は、職員による相談対応のほか、知財や経営に関するお悩みについて、INPIT新潟県知財総合支援窓口や新潟県よろず支援拠点のコーディネーターが事前申込み不要で対応します。

(2)出張面接

開催期間:令和元年11月11日(月曜日)~12月13日(金曜日)
開催場所:広域関東圏全域(茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、山梨県、長野県、静岡県)

3.参加申込方法

QRコードの画像

プログラム・参加申込等の詳細は、以下のホームページをご覧ください。
令和元年度「知財のミカタ~巡回特許庁~」特設ホームページ外部リンク

関連資料

担当

特許庁 総務部 普及支援課長 佐野
担当者:大谷、境野、木村

電話:03-3581-1101(内線 2107)
03-3501-5878(直通)
03-3506-8615(FAX)