2019年9月17日

昨日、経済産業省内に、経済産業大臣を本部長とする「サウジアラビアの石油生産の一部停止を踏まえた石油対策本部」を設置し、本日、対策本部を開催しました。今後とも、事態の推移を注視し、日本への石油の安定供給に与える影響や石油市場の動向を的確に把握し、IEA(国際エネルギー機関)や関係国とも連携して必要な対応を行います。

1.「サウジアラビアの石油生産の一部停止を踏まえた石油対策本部」について

9月14日、サウジアラビア政府はサウジアラビアの石油生産の約半分が停止した旨を発表しました。現在、サウジアラビアは復旧に努めており、生産量の減少の一部は在庫で補うとコメントしています。

サウジアラビアは、世界の石油生産の13%、日本の原油輸入の4割を占める重要な原油供給先であることから、本件が日本への石油の安定供給に与える影響や石油市場の動向を的確に把握し、迅速に必要な対策を講じるため、「サウジアラビアの石油生産の一部停止を踏まえた石油対策本部」(以下「本部」という。)を経済産業省に設置しました。

2.対策本部の概要について

経済産業大臣から、関係各局長に対して、日本への石油の安定供給に与える影響や石油市場の動向を的確に把握するとともに、IEA(国際エネルギー機関)や関係国とも連携し、必要あれば、備蓄の協調放出などを通じて、必要な供給量をしっかり確保していくよう、指示しました。

担当

資源エネルギー庁資源・燃料部 政策課長 和久田
担当者:矢口、堀江

電話:03-3501-1511(内線 4631~4636)
03‐ 3580-8449(FAX)