2019年9月9日

関経済産業副大臣は、9月3日(火曜日)から9月7日(土曜日)にかけて、英国及びドイツ連邦共和国に出張しました。
英国では、英国のEU離脱による日系企業や世界経済への影響等を巡り、ジョンソン・ビジネス・エネルギー・産業戦略省閣外大臣との会談を行うとともに、現地日系企業との意見交換等を行いました。
ドイツ連邦共和国では、世界有数のコンシューマーエレクトロニクス展「IFA」に出席するとともに、ウィッケ連邦経済エネルギー省政務次官やミュラー・ベルリン市長といった政府要人との会談を行いました。会談では、デジタル分野における協力などを一層推進していくことで一致しました。

1.英国

(1) ジョー・ジョンソン・ビジネス・エネルギー・産業戦略省閣外大臣との会談

ジョンソン・ビジネス・エネルギー・産業戦略省閣外大臣(役職は4日(水曜日)時点)と会談し、英国のEU離脱を巡る状況及び日系企業への影響、日英共同声明に基づく日英産業協力の展開、AI協力、エネルギー協力等について意見交換を行いました。

 

(2)現地日系企業の視察

英国・ウェールズに進出するパナソニック マニュファクチャリング イギリスの工場を視察し、今後の事業展開や英国のEU離脱を巡る状況、事業環境上の課題等について意見交換を行いました。

 

(3)現地日系企業との意見交換

現地日系企業5社との意見交換を行い、今後の事業展開や英国のEU離脱を巡る状況、事業環境上の課題等について意見交換を行いました。

2.ドイツ連邦共和国

世界有数のエレクトロニクス見本市である「IFA」のイノベーションエリア「IFA NEXT」の初めてのグローバルパートナーになったことを受け、その開幕式に出席するとともに、J-Startup企業を始めとする我が国企業のIFA出展を支援し、更に、デジタルの恩恵を受けることが可能となる新しいユーザーインターフェイスの在り方をIFAの場を通じて提案するなど、ビジネスイノベーション活性化させる取組を行いました。

また、これらの機会を捉えて、ウィッケ連邦経済エネルギー省政務次官やミュラー・ベルリン市長、国際的なエレクトロニクス企業トップ等との間で会談を行い、デジタル分野における協力などを一層推進していくことで一致しました。

さらに、日本パビリオンや日本企業の展示ブースを視察し、企業関係者等との間で、ドイツを含む欧州における事業展開や協力の可能性について意見交換しました。

担当

  • 英国

    通商政策局欧州課 企画調整官 松本
    担当者:松田
    電話:03-3501-1511(内線 3001~4)
    03-3501-1096(直通)
    03-3501-5873(FAX)
     

  • ドイツ連邦共和国

    商務情報政策局 情報産業課長 菊川
    担当者:川内、長本
    電話:03-3501-1511(内線 3981~7)
    03-3501-6944(直通)
    03-3580-2769(FAX)